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  1. 厚木市議会 2020-03-13
    令和2年 予算決算常任委員会都市経済分科会 本文 2020-03-13


    取得元: 厚木市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 令和2年 予算決算常任委員会都市経済分科会 本文 2020-03-13 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ 別窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式の切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 351 発言 / ヒット 0 発言 表示発言の切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯高橋知己会長 2 ◯高橋知己会長 3 ◯財政課長 4 ◯高橋知己会長 5 ◯川口 仁委員 6 ◯商業にぎわい課長 7 ◯渡辺貞雄委員 8 ◯商業にぎわい課長 9 ◯渡辺貞雄委員 10 ◯商業にぎわい課長 11 ◯渡辺貞雄委員 12 ◯井上敏夫委員 13 ◯都市計画課長 14 ◯井上敏夫委員 15 ◯都市計画課長 16 ◯井上敏夫委員 17 ◯都市計画課長 18 ◯渡辺貞雄委員 19 ◯建築指導課長 20 ◯渡辺貞雄委員 21 ◯高橋知己会長 22 ◯高橋知己会長 23 ◯川口 仁委員 24 ◯市街地整備課長 25 ◯高橋知己会長 26 ◯川口 仁委員 27 ◯市街地整備課長 28 ◯井上敏夫委員 29 ◯市街地整備課長 30 ◯井上敏夫委員 31 ◯市街地整備課長 32 ◯井上敏夫委員 33 ◯市街地整備課長 34 ◯財政課長 35 ◯高橋知己会長 36 ◯山崎由枝副会長 37 ◯高橋知己委員 38 ◯中町第2-2地区整備担当課長 39 ◯高橋知己委員 40 ◯中町第2-2地区整備担当課長 41 ◯高橋知己委員 42 ◯公園緑地課長 43 ◯山崎由枝副会長 44 ◯高橋知己会長 45 ◯高橋知己会長 46 ◯川口 仁委員 47 ◯道路整備課長 48 ◯井上敏夫委員 49 ◯道路管理課長 50 ◯井上敏夫委員 51 ◯道路管理課長 52 ◯道路整備課長 53 ◯渡辺貞雄委員 54 ◯道路管理課長 55 ◯渡辺貞雄委員 56 ◯山崎由枝副会長 57 ◯道路整備課長 58 ◯山崎由枝副会長 59 ◯道路整備課長 60 ◯高橋知己会長 61 ◯山崎由枝副会長 62 ◯高橋知己委員 63 ◯道路維持課長 64 ◯山崎由枝副会長 65 ◯高橋知己会長 66 ◯高橋知己会長 67 ◯国県道調整担当課長 68 ◯高橋知己会長 69 ◯渡辺貞雄委員 70 ◯国県道調整担当課長 71 ◯渡辺貞雄委員 72 ◯井上敏夫委員 73 ◯国県道調整担当課長 74 ◯高橋知己会長 75 ◯高橋知己会長 76 ◯下水道総務課長 77 ◯高橋知己会長 78 ◯渡辺貞雄委員 79 ◯下水道施設課長 80 ◯渡辺貞雄委員 81 ◯下水道施設課長 82 ◯渡辺貞雄委員 83 ◯下水道施設課長 84 ◯渡辺貞雄委員 85 ◯下水道施設課長 86 ◯高橋知己会長 87 ◯高橋知己会長 88 ◯高橋知己会長 89 ◯渡辺貞雄委員 90 ◯まちづくり指導課長 91 ◯渡辺貞雄委員 92 ◯まちづくり指導課長 93 ◯井上敏夫委員 94 ◯都市計画課長 95 ◯井上敏夫委員 96 ◯都市計画課長 97 ◯まちづくり計画部長 98 ◯井上敏夫委員 99 ◯都市計画課長 100 ◯川口 仁委員 101 ◯産業振興課長 102 ◯川口 仁委員 103 ◯産業振興課長 104 ◯瀧口慎太郎委員 105 ◯産業振興課長 106 ◯瀧口慎太郎委員 107 ◯産業振興課長 108 ◯瀧口慎太郎委員 109 ◯産業振興課長 110 ◯瀧口慎太郎委員 111 ◯産業振興課長 112 ◯渡辺貞雄委員 113 ◯観光振興課長 114 ◯渡辺貞雄委員 115 ◯観光振興課長 116 ◯産業振興課長 117 ◯三橋文男委員 118 ◯企業誘致担当課長 119 ◯三橋文男委員 120 ◯企業誘致担当課長 121 ◯井上敏夫委員 122 ◯企業誘致担当課長 123 ◯井上敏夫委員 124 ◯商業にぎわい課長 125 ◯井上敏夫委員 126 ◯商業にぎわい課長 127 ◯井上敏夫委員 128 ◯商業にぎわい課長 129 ◯高橋知己会長 130 ◯井上敏夫委員 131 ◯商業にぎわい課長 132 ◯三橋文男委員 133 ◯観光振興課長 134 ◯三橋文男委員 135 ◯観光振興課長 136 ◯三橋文男委員 137 ◯観光振興課長 138 ◯三橋文男委員 139 ◯観光振興課長 140 ◯川口 仁委員 141 ◯産業振興課長 142 ◯川口 仁委員 143 ◯産業振興課長 144 ◯川口 仁委員 145 ◯産業振興課長 146 ◯瀧口慎太郎委員 147 ◯産業振興課長 148 ◯瀧口慎太郎委員 149 ◯産業振興課長 150 ◯瀧口慎太郎委員 151 ◯商業にぎわい課長 152 ◯瀧口慎太郎委員 153 ◯商業にぎわい課長 154 ◯渡辺貞雄委員 155 ◯都市計画課長 156 ◯渡辺貞雄委員 157 ◯都市計画課長 158 ◯井上敏夫委員 159 ◯開発審査課長 160 ◯井上敏夫委員 161 ◯開発審査課長 162 ◯井上敏夫委員 163 ◯開発審査課長 164 ◯高橋知己会長 165 ◯高橋知己会長 166 ◯川口 仁委員 167 ◯商業にぎわい課長 168 ◯観光振興課長 169 ◯都市計画課長 170 ◯川口 仁委員 171 ◯観光振興課長 172 ◯都市計画課長 173 ◯井上敏夫委員 174 ◯観光振興課長 175 ◯産業振興部長 176 ◯井上敏夫委員 177 ◯山崎由枝副会長 178 ◯産業振興課長 179 ◯山崎由枝副会長 180 ◯産業振興課長 181 ◯山崎由枝副会長 182 ◯産業振興課長 183 ◯山崎由枝副会長 184 ◯企業誘致担当課長 185 ◯瀧口慎太郎委員 186 ◯産業振興課長 187 ◯企業誘致担当課長 188 ◯瀧口慎太郎委員 189 ◯企業誘致担当課長 190 ◯瀧口慎太郎委員 191 ◯企業誘致担当課長 192 ◯渡辺貞雄委員 193 ◯建築指導課長 194 ◯渡辺貞雄委員 195 ◯建築指導課長 196 ◯渡辺貞雄委員 197 ◯住宅課長 198 ◯渡辺貞雄委員 199 ◯住宅課長 200 ◯渡辺貞雄委員 201 ◯川口 仁委員 202 ◯住宅課長 203 ◯高橋知己会長 204 ◯山崎由枝副会長 205 ◯高橋知己委員 206 ◯産業振興課長 207 ◯山崎由枝副会長 208 ◯高橋知己会長 209 ◯高橋知己会長 210 ◯渡辺貞雄委員 211 ◯市街地整備課長 212 ◯渡辺貞雄委員 213 ◯市街地整備課長 214 ◯瀧口慎太郎委員 215 ◯市街地整備課長 216 ◯瀧口慎太郎委員 217 ◯市街地整備課長 218 ◯瀧口慎太郎委員 219 ◯市街地整備課長 220 ◯高橋知己会長 221 ◯山崎由枝副会長 222 ◯高橋知己委員 223 ◯市街地整備課長 224 ◯山崎由枝副会長 225 ◯井上敏夫委員 226 ◯市街地整備課長 227 ◯井上敏夫委員 228 ◯市街地整備課長 229 ◯川口 仁委員 230 ◯下水道総務課長 231 ◯市街地整備課長 232 ◯渡辺貞雄委員 233 ◯市街地整備課長 234 ◯渡辺貞雄委員 235 ◯井上敏夫委員 236 ◯市街地整備課長 237 ◯井上敏夫委員 238 ◯市街地整備課長 239 ◯井上敏夫委員 240 ◯市街地整備課長 241 ◯高橋知己会長 242 ◯高橋知己会長 243 ◯井上敏夫委員 244 ◯河川ふれあい課長 245 ◯井上敏夫委員 246 ◯中町第2-2地区整備担当課長 247 ◯井上敏夫委員 248 ◯財政課長 249 ◯中町第2-2地区整備担当課長 250 ◯井上敏夫委員 251 ◯中町第2-2地区整備担当課長 252 ◯渡辺貞雄委員 253 ◯市街地整備課長 254 ◯渡辺貞雄委員 255 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長 256 ◯渡辺貞雄委員 257 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長 258 ◯渡辺貞雄委員 259 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長 260 ◯渡辺貞雄委員 261 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長 262 ◯井上敏夫委員 263 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長 264 ◯井上敏夫委員 265 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長 266 ◯高橋知己会長 267 ◯山崎由枝副会長 268 ◯高橋知己委員 269 ◯財政課長 270 ◯高橋知己委員 271 ◯山崎由枝副会長 272 ◯高橋知己会長 273 ◯井上敏夫委員 274 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長 275 ◯井上敏夫委員 276 ◯高橋知己会長 277 ◯井上敏夫委員 278 ◯中町第2-2地区整備担当課長 279 ◯山崎由枝副会長 280 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長 281 ◯山崎由枝副会長 282 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長 283 ◯高橋知己会長 284 ◯高橋知己会長 285 ◯渡辺貞雄委員 286 ◯道路維持課長 287 ◯渡辺貞雄委員 288 ◯道路維持課長 289 ◯渡辺貞雄委員 290 ◯井上敏夫委員 291 ◯幹線市道担当課長 292 ◯井上敏夫委員 293 ◯高橋知己会長 294 ◯井上敏夫委員 295 ◯道路整備課長 296 ◯井上敏夫委員 297 ◯道路整備課長 298 ◯井上敏夫委員 299 ◯道路整備課長 300 ◯瀧口慎太郎委員 301 ◯道路管理課長 302 ◯瀧口慎太郎委員 303 ◯道路管理課長 304 ◯瀧口慎太郎委員 305 ◯道路管理課長 306 ◯瀧口慎太郎委員 307 ◯道路管理課長 308 ◯瀧口慎太郎委員 309 ◯道路管理課長 310 ◯高橋知己会長 311 ◯高橋知己会長 312 ◯下水道総務課長 313 ◯高橋知己会長 314 ◯渡辺貞雄委員 315 ◯道路用地担当課長 316 ◯渡辺貞雄委員 317 ◯道路用地担当課長 318 ◯渡辺貞雄委員 319 ◯高橋知己会長 320 ◯高橋知己会長 321 ◯渡辺貞雄委員 322 ◯国県道調整担当課長 323 ◯渡辺貞雄委員 324 ◯国県道調整担当課長 325 ◯山崎由枝副会長 326 ◯国県道調整担当課長 327 ◯山崎由枝副会長 328 ◯国県道調整担当課長 329 ◯渡辺貞雄委員 330 ◯国県道調整担当課長 331 ◯高橋知己会長 332 ◯高橋知己会長 333 ◯井上敏夫委員 334 ◯下水道総務課長 335 ◯井上敏夫委員 336 ◯下水道総務課長 337 ◯井上敏夫委員 338 ◯下水道総務課長 339 ◯井上敏夫委員 340 ◯下水道総務課長 341 ◯井上敏夫委員 342 ◯下水道総務課長 343 ◯井上敏夫委員 344 ◯下水道施設課長 345 ◯井上敏夫委員 346 ◯下水道施設課長 347 ◯井上敏夫委員 348 ◯下水道施設課長 349 ◯井上敏夫委員 350 ◯高橋知己会長 351 ◯高橋知己会長 ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯高橋知己会長  ただいまの出席委員は7人で定足数に達しております。  本分科会で分担する案件を審査のため、予算決算常任委員会都市経済分科会を開きます。  本日の日程はお手元の日程表のとおりです。 日程1 議案第6号 令和元年度厚木市一般会計補正予算(第7号)〔所管科目〕 2 ◯高橋知己会長  日程1 議案第6号 令和元年度厚木市一般会計補正予算(第7号)所管科目を議題といたします。  提案者の説明を願います。 3 ◯財政課長  ただいま議題となりました議案第6号 令和元年度厚木市一般会計補正予算(第7号)のうち、当分科会所管科目につきまして御説明申し上げます。  一般会計補正予算に関する説明書の16ページ、17ページをお開き願います。歳入から御説明申し上げます。  初めに、国庫支出金でございます。国庫補助金の土木費国庫補助金のうち、社会資本整備総合交付金(道路事業)から、1枚おめくりいただき、18ページ、19ページの社会資本整備総合交付金(公園施設長寿命化対策支援事業)までにつきましては、交付決定に伴い減額するものでございます。  次の社会資本整備総合交付金(道路事業)及び社会資本整備総合交付金(市街地再開発事業)につきましては、国の補正予算を活用して事業を前倒しして行うことに伴い増額するものでございます。  次の社会資本整備総合交付金(住宅・建築物安全ストック形成事業)につきましては、対象事業費の確定に伴い減額するものでございます。  次に、地域住宅計画事業交付金の社会資本整備総合交付金(地域住宅計画事業)につきましては、交付決定に伴い減額するものでございます。  次に、県支出金でございます。1枚おめくりいただき、20ページ、21ページをお開きください。県補助金の土木費県補助金のうち、国土調査費補助金につきましては、国の補正予算を活用し、事業を前倒しして実施することに伴い増額するものでございます。  次の神奈川県沿道建築物耐震化支援事業費補助金につきましては、申請件数が当初見込みを下回ったことに伴い減額するものでございます。  次に、消防費県補助金の神奈川県市町村地域防災力強化事業費補助金につきましては、申請件数が当初見込みを下回ったことに伴い減額するものでございます。
     次に、財産収入でございます。財産貸付収入のアミューあつぎ建物貸付収入につきましては、テナントの入替えに伴い減額するものでございます。  次に、不動産売払収入の市有地売払収入につきましては、水路の払下げなどに伴い増額するものでございます。  1枚おめくりいただき、22ページ、23ページをお開きください。次に、繰入金でございます。公共用地取得事業特別会計繰入金及び公共下水道事業特別会計繰入金につきましては、財源の年度間調整に伴い、増額または減額するものでございます。  次に、みどりの基金繰入金につきましては、全体の歳入を踏まえ、財源の充当を変更したことに伴い減額するものでございます。  1枚おめくりいただき、24ページ、25ページをお開きください。市債でございます。土木債の道路新設改良事業債から、1枚おめくりいただき、26ページ、27ページの市営住宅整備事業債までにつきましては、対象事業費の確定、国庫補助金等の交付決定、国の補正予算等を活用し、事業を前倒しして行うことなどに伴い、増額または減額をするものでございます。  続きまして、歳入につきまして御説明申し上げますので、36ページ、37ページをお開きください。  商工費でございます。商工振興費の中心市街地商店街空店舗対策事業補助金につきましては、申請件数が当初見込みを下回ったことに伴い減額するものでございます。  1枚おめくりいただき、38ページ、39ページをお開きください。土木費でございます。土木総務費の街路灯LED化事業費につきましては、入札差金やリース期間の変更に伴い減額するものでございます。  次に、国土調査費の国土調査事業費(その2)につきましては、国の補正予算を活用し、事業を前倒しして実施することに伴い措置するものでございます。  次に、道路橋りょう費の道路橋りょう総務費の交差点等改良事業費から道路維持費の道路維持補修事業費までにつきましては、事業内容の見直しなどに伴い減額するものでございます。  次に、河川事業費の谷戸水辺再生事業費につきましては、事業内容の見直しに伴い減額するものでございます。  次に、都市計画総務費の公共下水道事業特別会計繰出金につきましては、財源の年度間調整に伴い減額するものでございます。  次の公共用地取得事業特別会計繰出金につきましては、起債対象外である事務費等を繰り出すため増額するものでございます。  1枚おめくりいただきまして、40ページ、41ページをお開きください。都市マスタープラン改定事業費及び総合都市交通マスタープラン策定事業費につきましては、入札差金について減額するものでございます。  次の地域公共交通活性化・再生検討事業費につきましては、コミュニティー交通の実証実験期間の変更に伴い減額するものでございます。  次に、市街地再開発事業費のうち、本厚木駅南口地区市街地再開発事業費(その2)及び本厚木駅南口地区市街地再開発事業補助金(その2)につきましては、国の補正予算を活用し、事業を前倒しして実施することに伴い措置するものでございます。  次に、土地区画整理費のうち、森の里東土地区画整理事業推進事業費につきましては、国庫補助金の交付決定に伴い減額するものでございます。  次の森の里東土地区画整理推進事業費(その2)につきましては、国の補正予算を活用し、事業を前倒しして実施することに伴い措置するものでございます。  次に、公園緑地費のうち、公園緑地整備事業費から公園灯LED化事業費までにつきましては、入札差金について減額するものでございます。  次に、街路事業費の街路用地取得事業費(その2)につきましては、国の補正予算を活用し、事業を前倒しして実施することに伴い措置するものでございます。  次に、建築指導費の木造住宅耐震改修促進事業費補助金及び沿道建築物耐震促進事業費補助金につきましては、申請件数が当初見込みを下回ったことに伴い減額するものでございます。  1枚おめくりいただき、42ページ、43ページをお開きください。市営住宅建設事業費の市営住宅周辺整備事業費につきましては、事業内容の見直しや入札差金などに伴い減額するものでございます。  続きまして、継続費等につきまして御説明申し上げますので、6ページにお戻りください。第2表の継続費補正の変更でございますが、土木費の厚木環状3号線(第1工区)街路整備事業につきましては、令和元年度の財源更正を行うため変更するものでございます。  次の厚木環状3号線(第2工区)街路整備事業につきましては、契約金額の確定等に伴い、令和2年度及び令和3年度の年割額を変更するものでございます。  次に、第3表の繰越明許費補正の追加でございますが、商工費の観光施設改修事業(長寿命化)、土木費4つ目の歩道整備事業及び中段の排水路整備事業につきましては入札不調のため、土木費1つ目の国土調査事業(その2)、中段の本厚木駅南口地区市街地再開発事業(その2)、1つ飛んで本厚木駅南口地区市街地再開発事業補助金(その2)、次の森の里東土地区画整理推進事業(その2)及び最後の街路用地取得事業(その2)につきましては、国の補正予算を活用し事業を前倒しして実施するため、土木費2つ目の金田妻田線道路改良事業、次の道路整備用地取得事業、1つ飛びまして地域公共交通環境整備事業から本厚木駅南口地区市街地再開発事業まで、あと1つ飛んで本厚木駅南口地区市街地再開発事業補助金、2つ飛びまして森の里東土地区画整理関連排水路整備事業、さらに1つ飛びまして本厚木下津古久線街路整備事業及び次の街路用地取得事業につきましては工事進捗などや用地買収に係る事務手続に時間を要したため、以上17事業につきましては、年度内に事業の執行が完了しないことから追加するものでございます。  次に、下段の繰越明許費補正の変更でございますが、土木費の中町第2-2地区周辺整備事業につきましては、用地買収に係る事務手続に時間を要したため、年度内の事業の執行が完了しないことから変更をするものでございます。  1枚おめくりいただきまして、8ページ、9ページをお開きください。第4表地方債補正の変更でございますが、中段の道路新設改良事業から、下から4つ目の市営住宅整備事業までにつきましては、対象事業費や国庫補助金額の確定等に伴い変更するものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審査くださいますようお願い申し上げます。 4 ◯高橋知己会長  最初に、産業振興部、まちづくり計画部の質疑を行います。質疑の際はページをお示しください。 5 ◯川口 仁委員  21ページですけれども、アミューあつぎ建物貸付収入減が1600万円で、入替えがあったということで、どれぐらいの件数かとか、内容をちょっとお示しいただければ。 6 ◯商業にぎわい課長  減額の内容ですけれども、当初見込みとして1億512万円としておりました。アミューあつぎオープン以来5年が経過しまして、昨年度末に契約更改テナントが十数店舗あったことから、契約更改を見込んでいたテナント転出及び売上げ不振等による契約満了前の転出があり、これらを見込んでテナントリーシングを行っておったのですけれども、スムーズな入替えができなかったことから、想定より賃料が減少したものです。昨年度末に閉店した店舗が3店舗、今年度に入りまして閉店したテナントが3店舗あります。その後、今年度に入りまして5店舗がまた入っていますので、今、3区画が空いている状況です。 7 ◯渡辺貞雄委員  37ページの一番下段、商工費、中心市街地商店街空店舗対策事業補助金が減額されているのですが、何件ぐらいあったのか教えてください。 8 ◯商業にぎわい課長  今年度ですけれども、予算としては新規で13件と、あと年度の終わりのほうで認定した場合については翌年度に持ち越しになりますので、その分が5件分という形で予算を取っておったのですけれども、今年度につきましては5件の認定ということでやっておりますので、残った分を減額にさせていただいております。 9 ◯渡辺貞雄委員  では、それ以前の話で、空き店舗というのは現在何店舗ぐらい存在しているのか。 10 ◯商業にぎわい課長  私どもは宅建協会とか不動産協会にお願いして情報を頂いているのですけれども、平成31年度の初めの段階で72店舗というのが頂いた空き店舗情報となっております。 11 ◯渡辺貞雄委員  72店舗もあって5店舗ということであれば、まだまだやらなければいけない仕事だと思うので、この辺のPRも含めてしっかりやっていただければと思います。 12 ◯井上敏夫委員  41ページ、将来構造構築事業費減ですけれども、この減の理由は。 13 ◯都市計画課長  こちらに関しましては、現在、都市マスタープランと交通マスタープランの委託を行っているのですけれども、その入札差金でございます。 14 ◯井上敏夫委員  そうしますと、契約金額は幾らぐらいになっているのですか。 15 ◯都市計画課長  契約金額につきましては、まず都市マスタープランですけれども、772万2000円でございます。また、交通マスタープランにつきましては528万円でございます。 16 ◯井上敏夫委員  いわゆる執行残になるのでしょうけれども、契約金額に対して執行残が随分多いように思うのですが、そちらの目的は達成できるのでしょうか。 17 ◯都市計画課長  これにつきましては指名競争入札で、両方とも委託で、8者入札を行っています。都市マスタープランにつきましては設計金額の78%、交通マスタープランにつきましては75.4%なのですけれども、内容としましては仕様書に基づいて行っていますので、しっかり行っております。 18 ◯渡辺貞雄委員  41ページの下段で沿道建築物耐震促進事業費補助金減でございますが、申請件数が大分減ったというお話を頂いています。当初は何件で、実際、何件あったのかお知らせください。 19 ◯建築指導課長  この沿道建築物耐震促進事業費でございますが、大地震によりまして指定道路沿道建築物の倒壊による道路の閉鎖を防止するため、旧耐震基準で建築された一定以上の高さを有する沿道建築物の耐震診断の補助に加え、平成30年度から、耐震改修設計、耐震改修工事について補助をしております。耐震改修設計につきまして、令和元年度は2件の耐震改修設計の補助を予定しておりましたが、この予定建築物の所有者の理由によりまして申請がなかったため、580万8000円の補正減をしております。また、耐震改修工事につきましては、令和元年度に1件の耐震改修工事の補助を予定しておりましたが、これも所有者の理由によりまして申請がなかったということで、2329万8000円の減額補正を行って、合計2910万6000円の減額補正を行うものでございます。 20 ◯渡辺貞雄委員  非常に難しい話で、当初から予算にのせる前に当然事前の協議をされて予算にしたと思うので、それが不調に終わったということは非常に残念であります。その辺を慎重にやらないと、せっかく予算を組んで執行できないということは本当にもったいない話なので、ぜひその辺を詰めて、また、地権者ともしっかりと話し合った上で予算執行されたほうが、担当者の方はやっていると思うのですが、莫大にお金がかかる話なので、ぜひその辺も理解していただきながら予算執行していただければと思います。意見です。 21 ◯高橋知己会長  ほかになければ、以上で産業振興部、まちづくり計画部の所管科目についての質疑を終結いたします。  ここで説明員交代のため、暫時休憩いたします。                 午前10時10分 休憩                ───────────                 午前10時12分 開議 22 ◯高橋知己会長  再開いたします。  引き続き、都市整備部の所管科目について質疑を行います。 23 ◯川口 仁委員  41ページの本厚木駅南口の関係ですけれども、再開発事業費増ということで、補助金の関係で事業を前倒しということで説明がありました。具体的にどういう事業を前倒しするのか。また、これぐらいの金額だと動かないかもしれませんが、事業の終了が多少は早まるのか、その辺を確認させていただきたいと思います。 24 ◯市街地整備課長  この予算につきましては、国の大型補正予算が1月に通りまして、今後、補正予算の考え方は15か月予算ということで、今年度中に消化しなければいけないという話ではございません。来年度も見据えた中で事業費を見積もっていいよという話でございます。あと、この費用を頂いたことによって完成が早まるかというお話ですが、これについては変わりません。令和3年3月完成予定を目指して工事を進めてまいります。 25 ◯高橋知己会長  具体的な場所だったり、事業内容は……。 26 ◯川口 仁委員  前倒しをする分で、その前倒しをする事業の内容。 27 ◯市街地整備課長  前倒しを行うところにつきましては、まずビルにつきましては、11階までの躯体について今年度中に行ってまいります。それより上の階の部分の費用になります。広場につきましては、今、駅前のほうから順次、エスカレーター、エレベーター、階段等の昇降設備、あとシェルター等をやっておるところですが、今度、再開発ビル側の工事費についてこの予算を充てるものでございます。 28 ◯井上敏夫委員  今の川口委員の質問に関連してですが、工事はそれぞれビルの部分と交通広場の部分に分かれていますが、ここの組合自体は業務代行でやっていますね。そうしますと一般の企業は競争入札の機会が失われているわけで、既に業務代行が交通広場とビル建設の工事契約を多分していると思うのです。これは最後までの一括契約になっていると思うのです。そうですよね。この執行方法として、普通であれば、入札のときの契約金額と設計金額とずれがありますね。その入札比率によって契約金額が変わって、随意契約でやっていくのだけれども、この場合の契約方法はどうなるのですか。もう既に全部の契約が終わっていますよね。 29 ◯市街地整備課長  当初の業務代行のときに結んでおります契約によって、令和3年3月までの工事について受けているということでございます。 30 ◯井上敏夫委員  そうすると、今この予算が増になりましたね。この部分は今までに入っていないわけですよね。もう入っているのか。業務代行だから全て完成までの契約をしてしまっているのでしょう。そうですよね。そうすると、年度ではもう決まっていたけれども、さらにこれが増になるということは、この年度でこれだけ進めなさいということになるのか。 31 ◯市街地整備課長  まず、関連資金のほうのお話ですが、当初、業務代行を契約するときに、資金計画をしっかり立てております。その中で、今回増額いたします事業費につきましては、財政課長からもお話がありましたけれども、国のほうから前倒しで頂けるものでございます。来年度に頂くはずのものを今年度に頂いて確保させていただくということでございます。 32 ◯井上敏夫委員  そうしますと、先にもらう、来年度もらうということは、それだけ事業が忙しくなるわけだね。前倒しの分の工事を執行するに当たって、今、業務代行をやっている業者で人的に足りるのかどうか。 33 ◯市街地整備課長  先ほども申し上げましたが、国の補正予算の考え方として15か月予算ということで、来年度に入ってもいいよということで頂いているものでございます。 34 ◯財政課長  ちょっと財政的なところで補足させていただきます。このたび、予算的には、国の補正予算に伴いまして、補正予算での前倒しをさせていただいておりますけれども、これを3月末に御議決いただければ全額を繰越明許しまして、来年度の当初予算と合わせて予算を執行していく流れになりますので、前倒してとお話ししておりますが、予算だけが前倒しされていて、事業の執行自体は、新年度当初予算と今回の補正の分と合わせて執行していくということでございます。 35 ◯高橋知己会長  この際、委員として発言したいので、暫時副会長と交代いたします。
    36 ◯山崎由枝副会長  それでは、暫時会長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。 37 ◯高橋知己委員  7ページの繰越明許費補正の変更の部分、中町第2-2地区周辺整備事業ですが、先ほど用地買収に関して繰越明許という話がありましたけれども、具体的に場所がどこなのかと、繰越明許に至った理由についてお伺いしたいと思います。 38 ◯中町第2-2地区整備担当課長  今お尋ねの場所につきましては、複合施設の建設予定地の中にある店舗のところになります。ここのところにつきましては、もう既に関係権利者の方といろいろお話をさせていただいているところですが、詳細なところまでまだ決まっていない状況なので、今年度に予算を計上させていただきましたが、来年度に繰越しをさせていただくことになっております。ただ、権利者の方とお話をしている中では、事業について協力していくというような御意向はお示しいただいていますので、この繰越しをさせていただいて、来年度の中でまた詳細まで詰めていきたいと考えております。 39 ◯高橋知己委員  もう一点。1億円という部分ですが、先ほど財政課長からは用地買収にというお話でしたけれども、買収に向けて動いていらっしゃるという理解でよろしいですか。 40 ◯中町第2-2地区整備担当課長  そうですね、まだそこのところについては、基本的には用地について取得できるような方向で今お話しさせていただいていますが、まだ最終的なところまでは詰まっていない状況でございまして、今回、7ページに載っています1億5000万円につきましては、それ以外にも、基本計画を今年度夏ぐらいに策定予定だったものを今年1月に策定いたしましたので、策定時期が遅れたことによりまして予算が執行できなかったものについてもこの1億5000万円の中に入っていますので、全てがということではないことになります。 41 ◯高橋知己委員  分かりました。  もう一点、41ページの公園灯LED化事業費についてお伺いしたいのですが、当初予算が470万円ということになりますが、今回、165万円ほどの補正でいうと35%ぐらい減額。先ほど入札差金という御説明はありましたけれども、当初予定した事業が全てできたのか。もちろん入札差金で少なく済んだのはいいことだとは思いますが、何か見込み違い等があったのか、その辺についてちょっとお伺いしたいと思います。 42 ◯公園緑地課長  公園灯LED化事業につきましては、入札に伴う差金で減額をするものでございます。事業の内容につきましては、当初計画どおり全てできております。ちなみに、これは10年間のリース契約なのですが、設計金額で1億3985万4000円のものに対しまして、入札の落札金額につきましては9292万8000円で落札しております。これを年割りいたしまして、今年度分につきましては当初予算470万円でありましたが、契約額305万円との差額165万円について減額をするものです。 43 ◯山崎由枝副会長  それでは、会長と交代いたします。 44 ◯高橋知己会長  ほかになければ、以上で都市整備部の質疑を終結いたします。  ここで説明員交代のため、暫時休憩いたします。                 午前10時25分 休憩                ───────────                 午前10時26分 開議 45 ◯高橋知己会長  再開いたします。  引き続き、道路部の所管科目について質疑を行います。 46 ◯川口 仁委員  39ページの中町第2-2地区周辺交通アクセス整備事業費減で、先ほど内容の見直しという説明だったのですけれども、具体的な内容をお示しいただければ。 47 ◯道路整備課長  中町第2-2地区周辺交通アクセス整備事業の減額理由は、委託費と工事費がございますが、委託費につきましては、中町大型バス発着場北側のA-358号及び新規道路部分の用地測量と予備設計において、設計段階におきまして委託費の範囲を見直したことによるものです。また、工事費につきましては、中町大型バス発着場付近の交差点部におきまして近接する事業がございますので、そことの連携を図りまして、二重投資にならないように見直しをしたものです。 48 ◯井上敏夫委員  19ページ、社会資本整備総合交付金(狭あい道路整備等促進事業)は減になっているのですが、狭隘道路の順位づけはどういうふうになっていますか。 49 ◯道路管理課長  狭あい道路整備等促進事業につきましては、国土交通省住宅局所管で、幅員4メーター未満の狭隘道路の解消による安全な住宅市街地の形成を図るため、地方公共団体に対して必要な助成を行う制度でありますので、4メーター未満の生活道路の拡幅整備や、建築後退に係る測量費、用地費に交付金を充当しております。 50 ◯井上敏夫委員  狭隘道路の説明は分かったのですが、今、その路線は市のほうで把握されているのか。あるいは要望で出されて初めて把握するのか。また、その件数がどのくらいあるのか、教えていただければ。狭隘道路、4メーターに満たない道路は市内に無数にあるのですね。ですからその把握は難しいと思うので、大体は地元要望で出てきて対応しているのかなと思うのです。その辺で把握できているものがあったら教えていただきたいのです。 51 ◯道路管理課長  今、件数のお話でしたけれども、具体的な数字は把握しておりません。 52 ◯道路整備課長  狭あい道路整備等促進事業ということで、道路整備の要望ということなので関連して申し上げますが、狭あい道路整備等促進事業というのは、建築確認申請に基づく件数を利用して使っている事業なので、また生活道路整備事業とは違うことです。ですから、おうちを新規に建てますから後退しますよというときに使った事業が年度で何件あるかというのがちょっと不明確ですから、読めないところもあるということだと思います。 53 ◯渡辺貞雄委員  39ページの国土調査事業費は1400万円前倒しして、これは毎年事業をされていますが、進捗率はどのくらいですか。私は、もう少し予算をかけながら、ぜひやっていかなければいけない重要な事業だと思ってはいるのですが、その辺のところをちょっとお聞かせください。 54 ◯道路管理課長  予定でございますけれども、令和元年度末で1124ヘクタールが調査済みとなりますので、調査面積の8565ヘクタールに対しての進捗率は13%になっております。 55 ◯渡辺貞雄委員  そうすると、あと87%やるのに何年かかるのかということを考えますと、もう大分前から調査費で毎年手がけていられるけれども、もう少し力を入れてやっていくことが重要ではないかなと。境界問題はいろいろ問題が出る要素がありますので、ぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。意見でいいです。 56 ◯山崎由枝副会長  同じページの交差点等改良事業費減で、これはどのぐらいの改良をやったのですか。600万円減の内容。 57 ◯道路整備課長  設計業務等の委託発注前に委託内容を精査して、コスト削減を目指して、設計を少しでも安くやるために600万円減額しております。 58 ◯山崎由枝副会長  では、コスト削減は業者とかそういったところなのでしょうか。それとも材料とかを削減したということなのでしょうか。 59 ◯道路整備課長  委託発注前に、当然前年度の見積もりとかを参考にして設計をするわけですけれども、その設計の内容を精査して、できるだけお金がかからない手法で各工種を精査して、お金を減らしたということです。 60 ◯高橋知己会長  この際、委員として発言したいので、暫時副会長と交代いたします。 61 ◯山崎由枝副会長  それでは、暫時会長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。 62 ◯高橋知己委員  39ページ、街路灯LED化事業費についてお伺いします。これは当初予算が3800万円ほどなので、今回この減額をするとほぼほぼ使っていなかったことになるのですけれども、先ほど入札差金という話もありましたけれども、その背景というか、見込み違いになった理由についてお伺いしたいと思います。 63 ◯道路維持課長  今回補正をさせていただきますのが、入札差金とリース期間の変更に伴う減額になります。実は入札差金でございますけれども、落札率が28%であったことが主たる要因となってございます。あと、一部設置等で期間の変更が生じて、リース料金が発生しなかった部分が生じてございます。 64 ◯山崎由枝副会長  それでは、会長と交代いたします。 65 ◯高橋知己会長  ほかになければ、以上で道路部の質疑を終結いたします。 日程2 議案第7号 令和元年度厚木市公共用地取得事業特別会計補正予算(第2号) 66 ◯高橋知己会長  日程2 議案第7号 令和元年度厚木市公共用地取得事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  提案者の説明を願います。 67 ◯国県道調整担当課長  ただいま議題となりました議案第7号 令和元年度厚木市公共用地取得事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。  公共用地取得事業特別会計補正予算に関する説明書の8ページ、9ページをお開きください。歳入から御説明申し上げます。  財産収入の不動産売払収入、繰入金の一般会計繰入金、市債の厚木秦野道路用地取得事業債(用地国債)、諸収入の雑入につきましては、対象事業費の確定などに伴い、減額または増額するものでございます。  続きまして、歳出につきまして御説明申し上げますので、1枚おめくりいただきまして、10ページ、11ページをお開きください。  公債費の利子、公共用地先行取得事業費の厚木秦野道路用地取得事業費(用地国債)、繰出金の一般会計繰出金につきましては、対象事業費の確定に伴い、減額または増額するものでございます。  続きまして、繰越明許費及び地方債につきまして御説明申し上げますので、3ページにお戻りください。第2表の繰越明許費でございますが、厚木秦野道路用地取得事業(用地国債)につきましては、用地取得に伴う補償費の支払いが年度内に完了しない見込みであることに伴い、繰越明許費の設定を行うものでございます。  次に、第3表の地方債補正でございますが、厚木秦野道路用地取得事業(用地国債)につきまして、対象事業費の確定に伴い、起債対象経費を変更するものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審査くださいますようお願い申し上げます。 68 ◯高橋知己会長  質疑を行います。 69 ◯渡辺貞雄委員  前倒しをしている厚木秦野道路の先行取得事業は僕も本当に感謝しております。2年やってきた成果として進捗状況をちょっとお聞かせ願いたいのですが、まずは用地の取得率についてパーセントでお知らせください。 70 ◯国県道調整担当課長  用地の取得率でございますけれども、平成30年度から用地国債を活用して用地取得を進めております。平成29年度までは国の用地取得ということで、パーセンテージで申し上げますと、用地国債の活用前につきましては23%ぐらいでございました。それがこの2年間、平成30年度と令和元年度で用地国債を活用して用地を取得してきた結果、本年1月末現在で48%といったところまでまいりました。つまり、用地国債活用前から比べますと25ポイントアップしたというような状況でございます。 71 ◯渡辺貞雄委員  ありがとうございます。用地取得に当然絡んでくるのは補償の関係。家屋とか立ち木の補償が非常に時間がかかるということで、私が聞く範囲の中では、国のほうで示されている金額に契約印を押した段階で、更地にするまで2年間という約束があるということで、家を建て替え、移動して、そして更地に戻すまでの時間が2年間ですから、非常に準備の時間もかかるし、相手方はどこに移転するかというその模索の時間もかかるわけですから、地権者としても非常に苦しい判断もしていると思うのですが、なかなか判こが押せないというジレンマもあるみたいです。ぜひその辺も酌んでいただきながら、地権者の都合に合わせながら、何とか賠償をしていただければと思っております。地権者のほうは必死になって、その分どう早く移動できるか考えているみたいですので、その辺のお知恵のほうも貸していただければと思っております。  昔は代替地先なども結構市や国で面倒を見てくれたという話もありますが、現在のところはもう全部地権者の判断でやっていただくような状況もあるみたいですので、市のほうがせっかく入っているなら、その辺の受け皿というか、相談相手になっていただきながらやっていただくとスムーズにいくのかなということで、これはお願いでございます。 72 ◯井上敏夫委員  今、渡辺委員のほうからお願いということを言われましたけれども、今説明いただきましたように、用地の買収が進んでいるというのが目に見えてきました。それは路線に沿って障害物がなくなってきているのを目の当たりにしている。特に依知の台地上なども大分空間ができてきました。ただ、問題は、線的な買収でいいのかどうか。もう寸前に家も建っている。あるいは目の前に崖が、今まで見えなかったものが崖になっている。そういう部分ではかなり不安を持っていられる方も多いと思います。また、厚木市としても、これだけ予算を先行して出して、土地利用が広がっていけばいいけれども、今の状況では広がる見込みはないし、関係者の移転先も開発されているわけでもないということになると、やはり厚木市にとっては相当マイナスな部分も多いのではないかと。そういう意味で、今、国県道調整担当のほうで用地の関係はやっていますけれども、その周辺の土地利用を含めた関係課の皆さんとの合議も必要になってくるのではないかというふうに考えているのですけれども、担当課長のほうで何かお考えはありますか。 73 ◯国県道調整担当課長  厚木秦野道路につきましては、市民の安全・安心につながることはもとより、経済に好循環をもたらすとともに、地域の活性化、観光振興等のストック効果を早期に実現させ、地域の発展に寄与するものと考えております。市内を見渡しますと、厚木秦野道路に関連する事業といたしましては、例えば森の里東土地区画整理事業等、厚木秦野道路の計画に関連した事業等が進められております。インターチェンジが今後できていくということで、企業誘致を展開していただいて、市内の方々の雇用の増にもつながる、そして地域の発展にもつながるというようなことで、経済環境の向上を目指すとともに、また市民生活の向上というものを考えながら、この厚木秦野道路の早期整備につきまして国等に要望し、また事業を展開していきたいと考えております。 74 ◯高橋知己会長  ほかになければ質疑を終結いたします。
    日程3 議案第11号 令和元年度厚木市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 75 ◯高橋知己会長  日程3 議案第11号 令和元年度厚木市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  提案者の説明を願います。 76 ◯下水道総務課長  ただいま議題となりました議案第11号 令和元年度厚木市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。  補正予算に関する説明書の10ページ、11ページをお開きください。歳入から御説明申し上げます。  初めに、分担金及び負担金でございます。工事負担金の公共下水道事業工事負担金につきましては、事業費減に伴い減額するものでございます。  次に、使用料及び手数料でございます。使用料の公共下水道使用料現年分につきましては、当初見込み以上の収入が見込めるため増額するものでございます。  次の公共下水道使用料滞納繰越分につきましては、収納額の確定に伴い増額するものでございます。  次に、国庫支出金でございます。公共下水道事業国庫補助金の社会資本整備総合交付金につきましては、交付決定に伴い増額するものでございます。  次に、繰入金でございます。一般会計繰入金につきましては、繰越金及び下水道使用料増に伴い減額するものでございます。  次に、繰越金につきましては、前年度の繰越金額の確定に伴い増額するものでございます。  次に、市債でございます。下水道債の公共下水道事業債につきましては、対象事業費の確定に伴い減額するものでございます。  続きまして、歳出につきまして御説明いたしますので、12ページ、13ページをお開きください。  総務費でございます。一般管理費の営業費につきましては、消費税額確定に伴い減額するものでございます。  次に、事業費でございます。公共下水道事業費の公共下水道整備事業費につきましては、入札差金に伴い減額するものでございます。  次の公共下水道厚木排水区等浸水対策事業費につきましては、継続事業の完了に伴い事業費が確定したため減額するものでございます。  次の公共下水道厚木排水区浸水対策北貯留管整備事業費につきましては、国の補正予算を活用し、事業を前倒しして実施することに伴い増額するものでございます。  次の下水道総合地震対策ポンプ場耐震化事業費につきましては、事業内容の見直しなどに伴い減額するものでございます。  続きまして、継続費等につきまして御説明申し上げますので、3ページにお戻りください。第2表の継続費補正でございますが、公共下水道整備事業につきましては財源更正を行うため変更するものでございます。  次の公共下水道厚木排水区等浸水対策事業につきましては、事業の完了に伴い年割額を変更するものでございます。  次の公共下水道厚木排水区浸水対策北貯留管整備事業につきましては、事業の実施計画の変更に伴い年割額を変更するものでございます。  次の下水道総合地震対策ポンプ場耐震化事業につきましては、事業内容の見直しに伴う事業費の変更により年割額を変更するものでございます。  続きまして、地方債につきまして御説明申し上げますので、4ページ、5ページをお開きください。第3表地方債補正の変更でございますが、対象事業費の確定などに伴い変更するものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審査くださいますようお願い申し上げます。 77 ◯高橋知己会長  質疑を行います。なお、質疑の際はページをお示しください。 78 ◯渡辺貞雄委員  継続費、3ページです。予算が補正で増えたということで、令和3年度の事業を令和元年度に移行しているお金が4億円。この使い道について教えてください。 79 ◯下水道施設課長  厚木排水区の浸水対策につきましては、現在行っております厚木中央公園周辺の雨水貯留管整備工事につきまして、国の交付金を活用して進めております。昨年12月に国におきまして安心と成長の未来を拓く総合経済対策が閣議決定されまして、補正予算の照会がございましたことから、地中化の掘進をするシールドマシンの製作、厚木中央公園北西角に設置する発進立て坑の築造、発進基地の防音ハウスなど、令和2年度に予定しております工事につきまして、補助金の前倒しによりまして事業の確保に努めたものでございます。 80 ◯渡辺貞雄委員  今、シールド機、あるいは立て坑等の追加というか、前倒しというお話ですが、この4年間でやる事業計画の中にマシン計画、マシンというのは買取りだと思うので、シールド機をどこに入れてあったのか。当初だと令和3年度に入れてあったのかなと。そうすると、その間の金額というのが、出来高払いというのが全然遅れてしまって、シールド機は業者持ちで、もう先に造らせておいて、お金は後よというのが当初計画ではなかったかと思うのですが、本来ならばやはりマシンを造って、全損でしょうから、当然製作費は当初から上げておくべきではなかったかと。それは補助金がもらえなかったから、採択されなかったから計上できなかったという理由があるのかどうか分かりませんが、工事の工程からいくとそれが正しいのではないかと思うのですが、その辺はいかがですか。 81 ◯下水道施設課長  令和2年度におきまして9億円の事業費を見込んでおります。その中でシールド機の製作につきましてはできることとなっております。 82 ◯渡辺貞雄委員  今、令和3年度から令和元年度に4億円を持っていっていますので、9年度というと、9年度にシールド機を造る計画であったわけですか。では、4億円というと、さっきシールド機のという話が出ていましたので、ちょっとおかしいのかなと。2年前倒しをしているわけですよ、今、補正ですからね。その辺をちょっとお聞きしたのですが、そこをもう一回。 83 ◯下水道施設課長  令和2年度につきましては、事業につきましては9億円の補助金の要望を現在しております。ただ、満額交付の確定がされておりませんので、今回4億円という形で国の補正がつきましたので、4億円を補正いたしまして決定いたしました。 84 ◯渡辺貞雄委員  厚木市は浸水対策としてあさひ公園の下に貯留槽ができました。今度、北に貯留管ができる。これは本当に大切な事業だと思うので、ぜひ遅れないように、また、事故のないようにお願いをしていきたいなと思っています。市街地の中のシールド工事というのは非常に危険も伴うので、ぜひよろしくお願いしたいということと、若い技術屋は、こういう大型の工事、あるいは特殊な工事をやられるのが本当に勉強になると思うので、いろいろなところから見学や視察などもぜひしていただきながら、できれば我々議員も、中に入れる時期があれば入っていただくことも可能だと思うので、こういう工事があるということをぜひ皆に知っていただくいい機会ではないかと思うので。  それと前回の台風もございましたが、これはぜひ言っておきたいのですが、貯留槽とか貯留管に委ねるというのは非常に難しいし、安心感が出てしまうので、その辺の運用についてはしっかりと守っていただき、いざというときにしっかりいれるような体制をつくっていただくことはぜひお願いしていきたいと思います。よろしくお願いします。 85 ◯下水道施設課長  この周辺につきましては中学校、小学校がございますので、安全は第一に考えてございます。あと視察ですけれども、南の貯留施設につきましても、議員の方々、新聞記者等々、視察をしていただいていますので、今後ともやっていきたいと考えております。 86 ◯高橋知己会長  ほかになければ質疑を終結いたします。  ここで10分間休憩いたします。                 午前10時56分 休憩                ───────────                 午前11時06分 開議 87 ◯高橋知己会長  再開いたします。 日程4 議案第25号 令和2年度厚木市一般会計予算〔所管科目〕 88 ◯高橋知己会長  日程4 議案第25号 令和2年度厚木市一般会計予算所管科目を議題といたします。  議事整理の都合で質疑は1人3項目以内、1項目当たりの質疑は最初を含め3回以内とし、超えるときは各委員の質疑の後で発言願います。また、質疑の際はページをお示しください。  最初に、産業振興部、まちづくり計画部の質疑を行います。 89 ◯渡辺貞雄委員  129ページ、真ん中の住居表示の件ですが、飯山地区住居表示がいよいよ始まるということでございます。このエリアについて私が一番心配していたのは、市街化調整区域が一部入っているかどうか。多分、地物界という状況で決められると思うのです。道路あるいは水路、そういうところでエリアは決まると思うのですが、その辺をちょっとお聞かせ願いたいのですが、いかがでしょうか。 90 ◯まちづくり指導課長  基本的には、住居表示に関する法律というものがありまして、その基準に従いまして市街地を主に選定をするという格好で今計画をしております。基本的には、外周、市街化区域と市街化調整区域の境の公道を基本として境を決め、一部DID区域がある場合はそちらも含めるということで、今のところ139.8ヘクタールということで計画はしておるのですが、今後、住民の方と調整をしながら、市街化調整区域内においても、事業効果が高いであろうとか、地元からの要望によってうちのほうで精査をしまして、一部入れる可能性はまだあります。 91 ◯渡辺貞雄委員  できれば地物界というか、法にのっとりながら、市街化調整区域もエリアに参入できるということも聞いていますので、ぜひ市街化に近いようなところ、あるいは複雑なところについてはぜひ入れてほしいと僕は思っております。抜けがないような形で全てを網羅できるような形が一番ベストだと思うので、ぜひお願いをしていきたいなと思っています。  あと、これの時期について最後に聞いておきます。 92 ◯まちづくり指導課長  現在、平成30年から現地の選定を始めまして、ここで令和2年1月に厚木市住居表示審議会にかけさせていただいて、次期候補地として決まっています。そういうことなので、今後は地元の代表者の方を選出していただいて検討委員会を設立する。そこで区域の細かいところまでを調整させていただくことと、町名、地番、地番界とか区域の確定をさせていただいて、それで今度、議会等へかけるということなので、今のところ令和4年度を予定しております。また、住民の移動が少ない時期に実施をするということで検討をしております。 93 ◯井上敏夫委員  201ページ、将来都市構造構築事業費。ここに都市マスタープランとあるのですが、先ほど補正予算の中でも聞いたのですけれども、今日も認定道路の関係をやったり、あるいは先ほど国県道調整担当課の話も聞きますと、やはり厚木市はまだまだまちづくりが未熟だなという感じがするのです。都市マスタープランは、これまでを見ても、どうしても抽象的な表現しか出ていないのですね。今回も多分そういう形になってくると思うのですが、もっと具体的にまちづくりを肯定する計画ができないものなのかと。認定路線の図面を見ていても、周辺はやはりまだまだしっかり道路整備をしなければいけないなという地形図になっているので、このままだといつまでたっても変わらないなという感じがします。  特にまた、中町第2-2地区周辺の商業地などをどうしていくのかという具体的な計画をしっかり立てないと、あくまでも中町第2-2地区の開発ありきの単なる道路で終わってしまう。周辺住民は、やはり自分たちも土地利用したいという思いがあるので、この辺は策定するたびに同じような、言葉の表現が変わるぐらいで、一向に実施に向けた中身になっていないので、何とかならないものかと思っておりますが、いかがでしょう。 94 ◯都市計画課長  都市マスタープランでございますけれども、現在、総合計画と併せて都市マスタープランも、令和3年から新しい計画になる形になっています。都市マスタープランにつきましては、総合計画を支える都市整備の個別計画として、将来のあるべき姿、道路、公園等の公共施設の計画、整備等の方針を定めるとともに、地区計画など市の都市計画の運用の根拠となる計画でございます。その関係でかなり上位計画になっているのですけれども、今回、併せて、予算書にもあるように、交通マスタープランと立地適正化計画、都市マスタープランの分野別のその下の計画もつくっておりますし、また、厚木市の場合、総合計画が令和3年からでございますので、道路部におきましても道づくり計画等を策定しておりますので、まず都市マスタープランにつきましては全体的な大きな流れの方向性、それでまたその分野別、個別というような形で、各計画を合わせると全体計画が見えてくる形になると思います。また、中町第2-2地区に関しましても、現在そちらの事業部隊でも計画を進めておりますので、それと合致するような形でつくっていきたいと考えております。  それで、都市マスタープランを各市町村でつくっているのですけれども、やはり今までも検討会等の中でも、厚木市らしい都市マスタープランという要望がございましたので、生かすべき点とこれから備えるべき点という課題を整理しまして、厚木市らしい都市マスタープランをつくっていきたいと思っています。 95 ◯井上敏夫委員  まちづくりを担当する都市計画ですから、私はもっともっと力強く、もっと思い切ってやってほしいなと思うのです。大概マスタープランを策定すると、あと数年は、はい、これ、できましたで終わってしまうのですね。先ほどの国県道調整担当課長の話を聞いても、国に要望してまいりますとか、皆さんそれぞれ他力なのです。これまでの厚木は、みんな民間がやってくれていました。今回、市街化調整区域の中の開発をやっていますけれども、これも市街化調整区域を市街化区域にするだけで価値が変わるわけです。それよりももっと市街化区域がちゃんとあるわけですから、しっかり計画を立ててもらいたい。  住居表示もそうです。やはりちゃんとまちができた中に住居表示ならいいけれども、現況、どこを見ても、ここを住居表示するのという中で住居表示をやったら、また次に土地利用計画など立てられないと思います。市街化調整区域に下水道を入れるということもしかりです。もう少し都市計画課がリーダーシップをとって、しっかりとした計画を立ててもらいたいです。しっかりやってくれますか。お願いいたします。 96 ◯都市計画課長  都市計画ですけれども、やはりこれから重要になってくると思います。今まで都市計画におきましては、人口増や一定の経済成長を前提として都市マスタープラン等をつくっておりますけれども、これからは人口減少・超高齢社会のさらなる進展の対策みたいな形でこれをつくるような形なのですけれども、厚木市の場合、まだまだ、7つのインターチェンジもできる予定ですし、中心市街地も動きがございますので、その辺の担当部署の計画におきましても都市計画課が参加して、情報を共有しながら進めていきます。これからいいまちをつくっていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 97 ◯まちづくり計画部長  今、井上敏夫委員から質問を頂きましたけれども、本市の生かすべき点と改善するべき点、また、備えるべき点等を整理しまして、我々としてもよい都市マスタープランをつくっていきたいと思っております。よろしくお願いします。 98 ◯井上敏夫委員  厚木には物をつくらなくても自然豊かなランドマークがあるわけです。それがどこからも見られるとか、あるポイントへ行くと見られるとか、そういう景観のランドマークづくりも必要だと思いますし、そういう意味では、都市計画というのは何で線引きしているかといったら、無駄のない有効な公共投資なのです。それが線引きをさせているわけであって、そういう中ではしっかりと計画を立ててもらいたい。下水道も道路もみんなばらばらに動いてしまっている、道路を造っても土地が使えない、そんなことがあらゆるところに見られるので、それをしっかりやってもらいたい。それから、今、下水道でいくと、貯留管をやったり、貯留施設を造っています。これはまた都市計画とは全然関係なく動いてしまっているのです。そういうのも本来は都市計画がしっかりやるべき問題なのです。ですから、都市計画というのはそれだけ権限が集中しているところなので、そこがしっかりリーダーシップを取らないと、いつまでたっても同じ轍を踏むような感じになります。よろしくお願いいたします。 99 ◯都市計画課長  井上敏夫委員がおっしゃるように、厚木市は大変豊かな自然に恵まれておりますので、今後、基本的な考えにおきましても、豊かな自然を守り生かす都市構造の構築というのが大きな要素になっております。また、効率いいまちづくりがこれから求められておりますので、コンパクト・プラス・ネットワークの都市構造につきまして、さらに確立するような形で考えております。そのためにも、下水道等関係部署、事業化部署と連絡を密にいたしまして、都市計画に積極的に参入して、いいまちをつくっていきたいと思っております。 100 ◯川口 仁委員  175ページですけれども、産業振興課の就労対策事業費の中の(5)高年齢者継続雇用奨励補助金ですが、これは予算上、全体の人数をどれぐらいで考えていらっしゃるのかをまずちょっとお聞きしたいと思います。 101 ◯産業振興課長  人数の根拠ですけれども、ハローワークに現状の厚木市内の高年齢者の雇用状況をお聞きしました。これについては、非常に恐縮なのですけれども、データ上は公開できないのですが、約550人程度であろうということで算出させていただいた次第です。 102 ◯川口 仁委員  1社当たり3人を限度とか、いろいろ条件はあるのですけれども、基本的には企業に対しては、1年以上継続雇用していることという条件が入っているのですけれども、1回補助したら2年後はもう、1回で終わりということですね。 103 ◯産業振興課長  この補助金につきましては、66歳以上の方で1年以上雇用が継続されている方が70歳になるまで継続して支給させていただくということでございます。
    104 ◯瀧口慎太郎委員  同じ高年齢者継続雇用奨励補助金の関係ですけれども、この交付額はどのような算出根拠なのか、お願いいたします。 105 ◯産業振興課長  支給額の設定の根拠でございますが、今回の奨励金につきましては、市内在住者の場合が1人につき年間3万円、市外在住者の場合は1人1万円としてございます。金額の設定につきましては、厚木市の臨時職員の雇用保険料に着目いたしまして、週4日勤務で7時間労働、週28時間になるのですけれども、これで雇用保険料額が年間9000円になるところから、市外の在住者についてはこの雇用保険料額のほぼ同額で1万円、市内在住の方につきましては、市内企業の支援という部分も含めまして、ちょっと加算で3万円とさせていただいたという経緯でございます。 106 ◯瀧口慎太郎委員  別の項目で同ページ、障害者雇用奨励交付金ですけれども、こちらも1年以上継続して従業員300人以下の中小企業とのことですが、厚木市において、現在、中小企業は何社ぐらいあるのでしょうか。 107 ◯産業振興課長  中小企業庁が経済センサスを基に算出したデータでございますが、約5700社程度ということで承知してございます。 108 ◯瀧口慎太郎委員  そうしますと、この5700社あるうち、障害者雇用奨励交付金を採用している会社は厚木市に今何社あるのでしょうか。 109 ◯産業振興課長  本市でこの雇用奨励金を支給している事業所は、今年度の実績でございますけれども、38事業所、人数は102人ということになってございます。 110 ◯瀧口慎太郎委員  38事業所102人ということでございますけれども、この数は大体毎年変動がないのか。また、いろいろな形でお知らせ等をしていただいていると思うのですけれども、今後これを広めるような手法等はあるのでしょうか。 111 ◯産業振興課長  障害者の雇用奨励金につきましては、毎年ハローワークのほうから、厚木市内の企業で障害者の雇用率を達成している企業を教えていただきまして、そこの企業に対して御案内を差し上げているということでございます。ただ、10年間の雇用奨励金の支給になりますので、10年終わった方とか、新規の方とか、その辺の増減が毎年ありますので、大体少しずつ増減があるというようなデータになってございます。 112 ◯渡辺貞雄委員  191ページ、観光振興計画改定事業でございます。改定されるということですが、私は飯山に住んでいる関係がございまして、観光振興課の皆さんには本当にお世話になっていながら、活性化に向け、我々自治会としても努力をしているような状況でございますが、非常に厳しい状況も続いております。この改定に向けて目玉計画みたいなものがあれば、どういう目的で大きな改定をするのか、その辺のところをお伺いしたいと思います。 113 ◯観光振興課長  令和2年度の改定につきましては、ちょうどこの令和2年度で計画期間が終了するのと併せまして、観光の周辺環境の変化に対応するための計画にしていきます。具体的にどういう視点で計画を改定していくのかというところでございますけれども、次期計画につきましては、SDGsが掲げる17の目標達成に向けた計画との関連づけ、また、近年大変発生しております災害等の発生時における観光客の安心・安全確保のための体制整備、そして新東名高速道路の全線開通、また、リニア中央新幹線の開通など、交通環境ネットワークの充実を生かした受入れ環境整備、そしてその施策の推進といった点に配慮いたしまして、計画を改定してまいりたいと考えております。 114 ◯渡辺貞雄委員  観光振興ですから、多くの方に来訪していただく施策も十分取り入れないとなかなか難しいと思うので、先ほども話したとおり、7つのインターチェンジが将来的にできますので、本当に立地が非常によくなっていくわけですから、しっかりと観光について内外に発信をしていただきたい。また、その場所づくりというか、エリアづくりをしっかりやっていかないと、何を目的に来るかが見えません。飯山、七沢が大きな観光地になっておりますので、ぜひ力を注いでいただければと思っております。  これはちょっとついでの話で申し訳ないですが、今回の新型コロナウイルスで、今、商店会、あるいは旅館、運送業、要するにバスの関係が、この場で言っていいかどうか分かりませんが、非常に悲鳴を上げている状況で、何か月続くか非常に困っている状況で、ほとんどキャンセル、キャンセルということで、昨日もある旅館に行ってお話をさせてもらったけれども、お金は要らないから、何でも来ていただいて遊んでもらえないか、お風呂に入ってもらえないか、そんな訴えもおかみがしておりました。要は、人が消えてしまうというのが旅館業としては非常に困るということを盛んに言っていますので、これからどのような支援をしていくかというのも、観光振興の中では必要なのではないか。街なかも同じだと思うのです。ぜひそういうことを頭に入れながら、今後計画していただきたいし、また、この対応もしっかりとやっていただきたいというお願いで質問は終わります。 115 ◯観光振興課長  我々も、特に中心市街地のビジネスホテル、また、七沢・飯山地区の温泉旅館のお客様のキャンセル、食事等のキャンセル等、お話は聞いております。我々産業振興部といたしましても、産業振興課で進めております特に中小企業支援について、先日も記事発表をさせていただきましたけれども、そういった形の情報提供をくまなくさせていただいて、そういったものを活用いただきながら、このコロナ対策に向けて我々も一体となって進めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 116 ◯産業振興課長  済みません、コロナ対策の先ほどの補足でございますけれども、商店をはじめ旅館等を含めまして、今回、景気対策資金の有効活用ということで、神奈川県信用保証協会がやっております信用保証料の増額、あと利子補給金の増額等を含めまして対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。今後、周知してまいります。 117 ◯三橋文男委員  187ページ、14の(2)企業立地元気アップサポート事業奨励金は、企業の立地促進など条例に基づき交付されていると思いますけれども、この期限はいつまでなのでしょうか。 118 ◯企業誘致担当課長  厚木市企業等の立地促進等に関する条例につきましては、令和3年3月31日までの適用となってございます。 119 ◯三橋文男委員  企業等の立地促進等に関する条例の見直しはこれから行うのでしょうか。 120 ◯企業誘致担当課長  条例の見直しに当たりまして、今年度、企業立地経済波及効果調査に取り組んでおります。こちらの調査でございますが、平成17年1月から平成30年度末までに条例適用いたしました59社に対しましてアンケート調査を行い、その中で特に波及効果が見込まれる企業20社に対しましてはヒアリング等を実施いたしまして、企業ごとの施設建設や操業に伴う経済波及効果、従業員の消費活動による経済波及効果、また、法人市民税や固定資産税及び従業員の個人住民税による増収への影響などについて、現在検証を進めているところでございます。引き続き積極的な企業誘致を進めるため、企業の皆様にとって利用しやすく魅力ある支援制度を目指すために、令和2年度におきましては、市民参加手続を進めた上で見直しを行ってまいります。 121 ◯井上敏夫委員  187ページ、企業立地元気アップサポート事業費、これは毎年計上されていますけれども、目標はどうなっているのか。あるいは、いつまで、どこまでというのは考えられているのか。 122 ◯企業誘致担当課長  企業誘致を進める中で、産業用地の創出というのが一番の課題であると認識をいたしてございます。その中で、現在、産業用地としては、森の里東地区のA工区、B工区がございます。こちらにつきましては、A工区については2社、B工区については1社決定をいたしてございます。企業誘致を進める中で、やはり現在ですと5000坪以上の土地はないのかという問合せが非常に多い現状でございますので、私どもとしては、そのような関係の御相談がございましたら、森の里東地区については業務代行者がおりますので、そちらに連絡をして、そして本市のインセンティブについては個別に御説明をさせていただくということで、森の里東の企業誘致をできるだけ進めていきたいと。  また、ほかの産業用地の創出につきましては、これまで企業誘致活動を進めてきた中で、不動産業界とか金融業界とかゼネコンと密な関係を持っておりますので、引き続き情報交換を行って、産業用地の適地に努めていきたいと考えてございます。 123 ◯井上敏夫委員  ありがとうございます。厚木への立地希望は相当あるというのは私も身近に感じております。今も企業誘致を力説されていましたが、残念なのは、先ほど来、補正予算からもお話ししていますが、国道246号バイパスの用地買収が進んでいるにもかかわらず、北インターチェンジ周辺土地利用の話もされていました。意識はみんな持っているけれども、実際、今の厚木には、その土地利用計画を示すことが何もないのです。今、企業誘致担当課長が力説されていましたけれども、そういうインターチェンジの予定があるにもかかわらず、また一方で需要が見込まれる中で、動きが何もないというのは非常に残念です。今の担当課長の思いをどこかで吸収してもらって、あるいは都市計画課がやるのかどうか、みんなやはり一つにならないと対応できないと思うので、ぜひその思いをしっかりと実にしていただきたいと思っております。よろしくお願いします。  続いて189ページ、アミューあつぎ運営管理事業費で「文化生涯学 ほか」となっているのですけれども、今ここの中に所管しているところがあるのでしょうか。あったら聞きたいのですが、なければいいです。ほかとなっているので該当がどこか……。 124 ◯商業にぎわい課長  16のアミューあつぎ運営管理事業費の(1)アミューあつぎ運営事業費2793万円が商業にぎわい課の部分になっております。 125 ◯井上敏夫委員  そういう運営事業費がある以上、運営する以上は収益があるので、本当はそこがその収益についても所管してもらいたいのだけれども、そこへ行くとまた別のほうになってしまうのかな。運営事業費であるから、やはり運営する以上は何か収益の見込みがあってもいいはずでは……。あそこは貸館をしているわけでしょう。 126 ◯商業にぎわい課長  商業にぎわい課で所管させていただいているのは商業フロアの部分になっておりますので、その部分の運営費で2793万円を上げさせていただいております。 127 ◯井上敏夫委員  そうしますと、収益性は全くないということですか。 128 ◯商業にぎわい課長  地下1階から4階までと9階の部分のテナントを貸しておりますので、その部分の家賃収入等々はあります。 129 ◯高橋知己会長  3回目になるのでまとめて聞いていただければ。 130 ◯井上敏夫委員  では、その目標とする収益をお聞かせいただけますか。 131 ◯商業にぎわい課長  当年度、収入として1億600万円を当初予算に盛り込ませていただいているのですけれども、先ほど補正予算のときにもちょっとお話しさせていただいたのですが、まだ家賃収入が得られる空き区画が3区画ありますので、こちらを今回全部入れさせていただいて、全て入った状態で家賃収入という形なので、この1億600万円という収入を得られるような形で空きテナントを全て埋められるようにさせていただきたいと思っております。 132 ◯三橋文男委員  189ページの3のインバウンド推進事業について、本厚木周辺で外国人を度々見かけることがあるのですけれども、厚木市内における外国人の状況について把握されているかどうか、お答えください。 133 ◯観光振興課長  厚木市内には国内有数の大手企業が立地をいただいておりますことから、近隣の他市と違いまして、多くの外国人ビジネス客が本厚木周辺のホテルに滞在されていらっしゃいます。こうした外国人の方は、中心市街地ではお見かけするものの、郊外の観光地等まで足を伸ばされている方は余りお見受けしておりません。また、では市内に外国人の方がどのくらいいらっしゃるのかという数字的なものでございますけれども、現在、外国人の方に特化して算出することができませんので、その辺の数字につきましては持ち合わせておりません。 134 ◯三橋文男委員  そうした厚木ならではの特性を生かして、多くの外国人に観光してもらうチャンスだと思います。その辺のお考えはありますか。 135 ◯観光振興課長  三橋委員のおっしゃるとおり、厚木市には多くの外国人ビジネス客の方がいらっしゃいます。こうした方々に厚木市のイメージアップを図りながら、そして居心地のいいまちになることで、観光客になっていただけると考えております。具体には、外国人の方向けに観光関連事業者の方が行う看板とかメニューへの外国語併記、またホームページの改修、さらには翻訳機の導入であったりパンフレットの作成等、経費の一部について現在支援をさせていただいているところでございます。また、令和2年度におきましては、新たに市内のホテルに滞在されます外国人ビジネス客の方々を対象に、ニーズ調査を行う予定としております。こうした意向調査を実施することによりまして、今後の訪日外国人の受入れ環境とか、また、外国人の方の観光モデルコースづくり、そして観光ガイドの作成などに生かしてまいりたいと考えております。 136 ◯三橋文男委員  ありがとうございます。  続いて、191ページの9、令和2年度に観光振興計画を改定するということですが、これまでの策定経緯について教えていただけますか。 137 ◯観光振興課長  観光振興計画につきましては、第1次計画を平成23年度に策定させていただきました。この計画につきましては、平成24年度から令和2年度までの9年間で計画いたしました。その後、平成28年度に様々な観光を取り巻く環境変化、特に東京オリンピック・パラリンピックの開催決定、それによるインバウンド増加への期待、圏央道の全線開通、そして大山詣りが日本遺産に認定された、また、大山の眺めが「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」へ登録されたということから、その時点で1度計画を見直しさせていただいており、今日に至っております。 138 ◯三橋文男委員  令和2年度の計画改定に当たっては、どのような点に配慮して改定すべきとお考えですか。 139 ◯観光振興課長  先ほども御答弁させていただきましたけれども、次期の計画につきまして特に配慮する点といたしまして、先ほど言いました国連が進めるべき持続可能な開発目標、SDGsの目標達成に向けた計画との関連づけ、また、災害発生時における観光客の安全確保・安心確保の体制整備、そして交通ネットワークの充実による受入れ環境整備とそれに対応した施策の推進、そのような点に配慮しながら計画づくりを進めてまいりたいと考えております。 140 ◯川口 仁委員  187ページの中小企業活性化推進事業費の中の(2)事業承継支援事業補助金は新規で行われる事業だと思うのですけれども、事業承継に係る費用の一部を補助するということで、事業承継に係る項目はいろいろな項目が考えられるのですが、どこまでの項目を認めているのか。その辺は要綱なり何かで決まっているのか、その辺を確認したいのです。 141 ◯産業振興課長  基本的には、事業承継の支援の対象になる経費については、事業承継を行う部分の企業の価値、譲渡価格の算出、あるいは事業承継計画の策定等コンサルティング料、あるいはM&Aの委託の経費等が対象になると考えてございます。詳細につきましては、委員御指摘のとおり、要綱等で決定してまいりたいと考えてございます。 142 ◯川口 仁委員  では、要綱はこれからきっちり詰める感じですか。 143 ◯産業振興課長  はい。ただいま要綱の策定についても準備しているところでございます。 144 ◯川口 仁委員  分かりました。  違う項目ですけれども、185ページの産業振興推進事業費です。確認ですが、前年度はこういう名称の予算があったのかどうか、見つけられなかったのです。前年度予算では工業振興事業費という名称で160万円ぐらい入っていたのですけれども、もうちょっと範囲を広げた予算を組まれて産業振興推進事業費という名称になったのかどうかだけ確認したいのです。 145 ◯産業振興課長  御指摘のございました産業振興推進事業費ですが、この予算については、基本的には産業振興部で使用している複写機の賃貸料等が中心になってございます。今回は、先ほど御審査いただきました産業振興推進委員会の報酬等も合わさって、産業振興推進事業費とさせていただいております。工業では限定されてしまう部分もございましたので、産業振興ということで名称を改めさせていただいたという経緯がございます。 146 ◯瀧口慎太郎委員  187ページ、次世代自動車充電インフラ整備促進事業補助金についてですけれども、今回50万円ということで、前年度は250万円で、200万円ほど減額でありまして、現在、市内の何社ぐらいに充電できるものがあるのでしょうか。 147 ◯産業振興課長  この事業につきましては、先ほどの委員の御質問についてですけれども、企業に限定した部分のデータは把握してございません。市内に充電器を設置している箇所につきましては37か所ございます。充電器は合計で48器設置されてございます。この中には、文化会館をはじめ公民館5館、公共施設は6か所で設置している状況になってございます。 148 ◯瀧口慎太郎委員  そうすると、毎年申請されてくる企業は大体どれぐらいあるのですか。 149 ◯産業振興課長  当該補助金につきまして、来年度予算については50万円とさせていただいた部分でございます。前年度比で200万円の減で、基本的には巡回訪問相談とか、あるいは直接御説明に上がって補助金の活用を促しているところでございますが、やはり初期費用、あとランニングコストもかかるということで、電気自動車等の普及の重要性は理解していただいているところですが、なかなか企業においての設置が進まない状況でございます。そのような中で、この事業を開始した平成29年度については補助金の実績がゼロ件、平成30年度につきまして1件ございました。今年度はまだゼロ件。このような状況を踏まえまして、今回減額という措置を取らせていただいたということになってございます。 150 ◯瀧口慎太郎委員  別項目でお願いします。同ページの商店街LED化事業補助金についてですけれども、57万円ということで、目的として商店街LED化を全て目指していくような形で考えていらっしゃるのでしょうか。 151 ◯商業にぎわい課長
     現在、市内商店会におきまして街路灯が763基ございます。そのうちの377基がLED化しておりまして、現在49%強のLED化率になっています。今回57万円計上させていただいたのは、今年、玉川商栄会のほうで29基をLED化したいと要望を頂いておりまして、その分の計上をしております。これを来年度やるときには50%を超えるのですけれども、やはり今こういう時代になってきておりますので、商店会のお金が許す限り100%に近づけたいという思いはあり、それは継続して続けていきたいと思っております。 152 ◯瀧口慎太郎委員  ちょっと御説明いただきたいのですけれども、玉川商栄会のほうで29基ということで、今回57万円、1基当たり2万円弱の額でいいのかどうか。また、補助金を活用しないでLED化するに当たっては幾らかかるのか、分かればお願いします。 153 ◯商業にぎわい課長  このLEDの補助金というのが900万円を限度に工事費の3分の1を補助する形なので、今回の57万円というのはその3分の1の金額になっております。ですので実際にかかるのは160万円、170万円という数字になるはずです。3分の2は商店会のほうがお金を出してLED化という形になります。やはり商店会は今、経済状況が、裕福ではないので、LED化したくてもできない状況があるので、なかなか前に進めないという部分はあります。 154 ◯渡辺貞雄委員  201ページの都市マスタープラン、交通マスタープランも含めてお話をしたいと思うのですが、現在、交通マスタープランは今回新たにつくるわけですから、ここにしっかりとのせていただきたいという項目です。小田急多摩線延伸は、議員連盟もつくって要望活動をさせていただいております。当然15年に1回の交通政策審議会が国のほうであるわけで、それにのせるには交通マスタープランにあくまでも位置づけをし、県の交通マスタープランにも位置づけないと国に上がっていかないということを私はしっかり言いたいのです。ですから、いいかげんに、厚木市の交通マスタープラン、あるいは都市マスタープランに文言をちょろちょろと入れたぐらいでは県の交通マスタープランに入りません。この辺をしっかりと訴えていきたい。  このマスタープランも20年のスパンがありますし、相手は15年ですから、あと十二、三年で多分次の交通政策審議会が始まるので、そのときに相模原市上溝までしっかりと計画ができて、めどがつけば、次の段階に厚木方面に入ってくるという大きな段階ですので、ぜひ新しくつくる交通マスタープランにしっかりと位置づけをし、なおかつ都市マスタープランにも位置づけて、県の交通マスタープランにしっかりとのせていただくような働きかけをぜひしていただきたい。これはお願いですが、今年度最後ですのでね。我々議員もこの2つについては注目してますし、総合計画も注目していますので、機会があればどこかでこういう議論をしていきたい、また説明も受けたいという思いもありますので、それについてお伺いしたいと思います。 155 ◯都市計画課長  渡辺委員がおっしゃる小田急多摩線の延伸につきましては、現在の都市マスタープランにも入っていますけれども、今後やはり厚木市を広域的な面で見ますと、必要な形になっておると思います。現在、上溝までという答申があって、それも採算性を見込んでという形になるのですけれども、その先につきましては、この上溝までの計画を踏まえて検討するという形になっているのですが、やはり厚木市は、現在、相模原市と愛川町、清川村とタッグを組んで、その辺の検討組織をつくっております。また、上溝までに関しましては、町田市と相模原市が今検討していますので、情報を密にさせていただくような形で、また、県のほうにも交通マスタープランに位置づけるような形で働きかけて、一昨年ですか、県のほうにも相模原市、愛川町、清川村と一緒に行っていますので、これからも働きかけをしていきたいと思っています。よろしくお願いします。 156 ◯渡辺貞雄委員  確かに現在の都市マスタープランにも書かれています。この文言ではちょっと弱いということを私は言いたかったのです。もっと強く受入れをするよということをしっかりと文言で書いてもらいたいという思いがあって、ぜひ厚木のほうに、ウエルカムだよと。それは採算性の問題だから先のことは分からないけれども、それにくっついてまちづくりが始まっていくということですので、期待も大きいので、ぜひ将来のことを考えながら、そういう事業について入れ込んでほしいというお願いでございます。また我々にも、説明をする機会、あるいは議論する機会をつくっていただくことを約束してください。 157 ◯都市計画課長  おっしゃるとおり、小田急多摩線はかなり超長期的な計画になると思いますので、そこの表現につきましても検討していきたいと思います。また、議員の皆様には、今年度、素案をつくっておりまして、それが出来上がりますので、来年度、その辺を進める前に、皆さんの御意見を伺いながら進めていきたいと考えております。よろしくお願いします。 158 ◯井上敏夫委員  209ページ、宅地耐震化推進事業費、ここに大規模盛土調査事業費とあるのですが、これは場所を特定されての予算づけなのでしょうか。 159 ◯開発審査課長  これはちょっと流れを説明いたしますと、厚木市には大規模盛土造成地が71か所ございます。平成26年度に調査を実施し、大規模盛土造成マップとして公表しているところでございます。そのときの調査内容は、過去の地図や航空写真と現在の地形図や航空写真を比較して、地形の変化を割り出して、大規模盛土造成地の位置や規模を確認したものでございます。  今回予算計上させていただきました調査事業費の内容でございますが、この71か所を対象といたしまして、現地の状況把握と、今後の危険箇所を洗い出すために必要な調査を行っていく業務でございます。内容を説明いたしますと、この71か所の大規模盛土造成地の年代調査を実施いたします。当然年代が古いもの、昔に造られた造成地には、構造物の劣化とか地盤の変動が予測されるため、これは必ず必要な調査となっております。次に、現地において擁壁の構造物、のり面の状態を確認して、盛土造成地全体の状況を把握いたします。その結果、安全と認められるものについてはこの時点で調査は終了します。安全と認められないものにつきましては、周辺のボーリングデータとかの資料を集めまして、もう少し掘り下げて調査をいたします。その結果をカルテにまとめまして、今度は地中の調査、これは次年度以降になりますけれども、ボーリング調査とか地下水調査に入っていくための盛土造成地の洗い出しをします。ここまでが来年度予定している調査事業でございます。 160 ◯井上敏夫委員  ありがとうございます。盛土というと、高さの基準があるのかどうか。実は今、インターネットで調べると、100年以上前の地形図と現在の地形図を見比べることができます。関東大震災のときの厚木町の住居は、今ある厚木神社から東町のほうに向かっていく、三川合流点のほうに向かう辺りまでに集中していたのですね。南はソニーの入り口近くまで、細長く住居や商店があったのです。あとはほとんど水田地帯なのです。それよりも前の関東大震災で、厚木市は46%かの家屋が潰れてしまったのですね。相川村は全壊です。そういう中で、今の中心市街地がこの盛土の地帯に入るのかどうか。  高さからいえばそんなに盛ってはいないと思うのです。でも、軟弱地盤であることは確かであるし、阪神・淡路大震災でも、三川合流点が京都府内にあるのですけれども、多分あれは大阪府との境だと思いますが、そこが液状化になり、あるいは東日本大震災では千葉県新浦安の造成地が液状化を起こした。そういうようなこともありますので、現在の市街地のところもどうなっているのか、この調査の対象になるのかと思いまして質問しました。 161 ◯開発審査課長  先ほど申し上げました71か所につきましては、中心市街地周辺は入ってございません。大規模盛土造成地の定義でございますけれども、谷あいの地形のところに土砂を盛った造成地の面積が3000平米以上という1つの定義がございます。もう一つは、斜面地に大規模な擁壁を設置いたしまして、そこに土を盛って造成したところ、これは腹付け造成地と申し上げていますけれども、その2つが定義でございます。腹付け造成地で擁壁が大規模という定義は5メーター以上の擁壁で抑えているところ、これが調査しましたところ71か所ございます。どの辺に点在しているかということですが、荻野方面、小鮎方面、玉川方面、今は住宅地となっていますが森の里、あとは毛利台、この辺りが大規模盛土造成地が点在しているところでございます。 162 ◯井上敏夫委員  今言われた大規模盛土造成地、私は面積的には多分市街地の30%ほどが該当すると思うのですけれども、そういったところは地形図と見比べるとかなり盛土しているところが見受けられますので、ぜひ安心・安全のためにしっかり調査をお願いしたいと思います。 163 ◯開発審査課長  1点、その市街地の話で、昔はここの市街地は田園地帯だったというところがございますけれども、平たん地に土地を盛ったところは大規模盛土造成地には該当しません。あくまでも谷とか斜面地に土を盛って造成したところでございます。これは阪神・淡路大震災とか、近くでは東日本大震災、こういったときに谷を埋めて造成した宅地などが非常に大きな被害を受けたところでございますので、中心市街地の平たんな部分に盛って造成した宅地は大規模盛土造成地には入ってこないということでございます。 164 ◯高橋知己会長  ここで午後1時まで休憩いたします。                 午後0時05分 休憩                ───────────                 午後1時00分 開議 165 ◯高橋知己会長  再開いたします。  引き続き、産業振興部、まちづくり計画部の質疑を行います。 166 ◯川口 仁委員  187ページの市街地商業活性化事業費の中の(6)大規模小売店舗ネットワーク事業補助金ですけれども、前年度も70万円という予算が組まれていて、実際に大型小売店舗と商店会との連絡会を行っているということで、この事業の内容、また、市としてお互いを精査しながらやっているのか、その辺をお聞きしたい。  あと189ページの観光宣伝事業費は前年度は730万円ほどあったのですけれども、今回440万円ということで、新たな観光プロモーション事業補助金も入っていますが、約300万円ほどマイナスになっています。この辺の詳細を確認させていただきたい。  199ページ、都市計画基本図作成事業費の詳細を確認させていただきたい。 167 ◯商業にぎわい課長  大規模小売店舗ネットワーク事業補助金の内容ですけれども、こちらは、中心市街地に立地する大規模小売店舗及び各商店会の連携、並びに商業集積としての競争力の強化に取り組む中心市街地大規模小売店舗・商店会ネットワーク連絡協議会が共同して実施する事業の経費を補助しております。内容ですけれども、グルメフェスタWEEK、あつぎ鮎まつりWEEK、大道芸WEEK、これはイベント開催前の1週間をWEEKと称し、中心市街地の大型店や商店会、市内全域の参加店舗の協力の下、スタンプラリー、抽せん会、抽せん券の配布、参加店舗の独自サービスを行うなど、開催前から中心市街地等への集客を図り、にぎわいの創出を図るものです。  大型店舗と商店会については、なかなか一緒に何かをやろうというところがなくて、まずは一緒に手を組んで中心市街地のにぎわいを創出していこうというのがそもそもの始まりで、一緒にやることによって、ものはこういうWEEKという形でやらせていただいているのですけれども、まずはお互いに問題意識を持ちながら事業を進めていこうという形で行っているものです。会議自体は年間4回程度やらせていただいております。 168 ◯観光振興課長  観光宣伝事業費でございますけれども、今回、約300万円弱予算が減っております。内容につきましては、いろいろ事業を見直したものでございます。大きくは観光情報発信事業でございますけれども、これまで、令和元年度につきましては、厚木大山ハイカーズガイドというハイキングをされる方向けのガイドブックをリニューアルする部分で予算を取っておりましたけれども、令和2年度につきましては、リニューアルから修正増刷に変更したところで約120万円。  また、今年度は糸満フェアへ出展させていただきました。その件に関しまして、これまで委託料という形で委託をして実施していたわけですけれども、令和2年度につきましては事業者自ら出展いただくという形で、若干出展形態を変えさせていただいた中で事業の執行を考えておりますので、そういった部分で約80万円ほど減額させていただいております。  あと若干、観光資源体験事業費につきましては、50万円から30万円ということで20万円の減額でございますけれども、今年度は、大山、また宮ヶ瀬方面から厚木市へ回遊していただくような形でパンフレットを作っておったのですけれども、それではなくて、令和2年度につきましては、厚木市内にいらっしゃる市民の方、また、観光関連事業者の方で厚木の観光資源について御存じない方もいらっしゃいます。外からお見えになられた方をおもてなしするためにも、特に観光関連事業者の方、本厚木周辺ホテルのフロントにいらっしゃる方とかに実際に郊外の観光地を見ていただいて、来られた方々にそういった情報について御提案いただいたりという事業で、それをバスで実施するということで約20万円で、事業内容変更したものによるものでございます。おおむね減額の理由につきましては以上でございます。 169 ◯都市計画課長  都市計画基本図につきましては、都市計画法におきまして、おおむね5年ごとに都市計画に関する基礎調査を実施しております。都市計画基本図につきましては、その基礎調査に必要な地形図を作成するものでございます。今回は、令和2年度から開始されます次期の都市計画基礎調査に併せまして、地形、地物の経年変化を修正し、資産税課で撮った空中写真を基に基本図となる地形図を修正数値図化するとともに、庁内の共有空間データの更新をするものでございます。この作業につきましては、現地調査もございますので2年間継続になっていまして、今回につきましては前払い金として1230万円を計上させていただいています。 170 ◯川口 仁委員  ありがとうございました。まず、観光宣伝事業費の(4)観光プロモーション事業補助金について御説明がなかったので御説明していただきたいのと、最後の都市計画基本図については5年に1回ということで、それ以外は予算はかからないということでいいのですか。それだけちょっと確認させてください。 171 ◯観光振興課長  観光プロモーション事業補助金は200万円ですけれども、令和元年度については(3)観光プロモーション事業費の中に含めて実施しておったものを、今回、別に子事業として立てたものでございます。具体的な内容につきましては、交通関連事業者様と連携しまして、特に電車になりますけれども、沿線住民の方に向けた誘客キャンペーンということで、この厚木市内でイベントを行うのに対して、特に電車内の中づり広告、また、各駅でのポスターの掲出、そしてパンフレットも作りますので、その各駅への配架、そういったことを通じて、交通事業者と連携しながら実施していく。その事業を補助金という形で観光関連事業者に委託しまして実施していくという内容でございます。 172 ◯都市計画課長  都市計画基本図作成事業費につきましては、都市計画法の基礎調査に基づきますので、おおむね5年ごととなっております。5年ごとに計上する形なので、単年度でございます。 173 ◯井上敏夫委員  189ページ、観光行事推進事業費の中で、あつぎ飯山桜まつり開催事業費があるのですが、今回、関係者も落胆されていると思いますけれども、新型コロナウイルス感染症の影響で中止という案内が来ています。行事についてはいろいろと延期されるところもあるのですが、行事が中止になったときの代案というのは何かあるのでしょうか。先ほども渡辺委員から、飯山地域は観光地なので、活性化するためには何とか力を注ぐ必要もあるのではないかと思います。担当する部署では本当に事務量も大変になって、職員も大変だと思いますけれども、この辺の代案は考えておられるのか、お聞かせください。 174 ◯観光振興課長  観光行事推進事業費で、特に今年のあつぎ飯山桜まつりにつきましては、コロナの影響で中止という判断をさせていただきましたけれども、その会場の中心となっている桜の広場につきましては、厚木市が地権者の方から賃借させていただいております。祭りの開催はございませんけれども、当然桜が咲けば多くの方がお見えになるという中で、自動車等でお見えになる方もいらっしゃいますので、その辺については厚木市としても御注意いただくよう、また、感染に十分気をつけてお花見をしていただくような形で周知をしてまいりたいと思います。桜まつり自体は、今年度は催し物の実施はいたしませんけれども、今後、あそこの広場につきましては、年間を通じて多くの方にお見えいただけるような形で、特に令和2年度につきましては、今回の当初予算には計上してございませんけれども、今年度に実施設計、そしてその後は整備工事を行ってまいりたいと考えてございます。 175 ◯産業振興部長  代替案というお話もございました。コロナの関係で中止に追い込まれたということでございますけれども、この終息がいつになるか。先般、WHOでもパンデミックという位置づけをされたように報道されてございます。これがいつ終息するか、その辺の見極めをしながら、これは飯山だけでなくて七沢もそうですし、相模川の観光施設もそうですし、いろいろな市内の観光施設も全部含めて、特に飯山等につきましては、現在、地元の観光協会へ、終息する前に、こんな事業をしたい、こんなイベントを再度打ちたい、こういうお話を投げかけているところでございます。 176 ◯井上敏夫委員  ありがとうございます。困難の中から、皆さんのお知恵を頂きながら、新たな事業が始まればと思っております。しっかり頑張ってください。 177 ◯山崎由枝副会長  175ページに戻らせてください。就労対策事業費の高年齢者継続雇用奨励補助金の件でちょっとお尋ねしたいのですけれども、この事業の恩恵を受ける方を選ぶ方はどのような方がされるのでしょうか。選考するに当たっては、小企業などの従業員に焦点を当てて選ぶという考えがよいかと私は思っているところなのですけれども、誰一人も取り残さないというSDGsの理念を生かす形で、こういう支給の1万円、3万円が呼び水となって、本当にすばらしい、いい事業だなと思っておりますけれども、どのような方が選んでいかれるのでしょうか。 178 ◯産業振興課長  当該補助金につきましては、事業主様に補助金として支給させていただくものになっております。ただ、これによって高年齢者の方の継続雇用が図られるということで、今後、人口減少社会を迎えるに当たって生産年齢人口も落ちてございます。その中で、企業の人材の確保、あるいは働く方につきましては健康寿命の延伸等の効果も図られるものと考えてございます。 179 ◯山崎由枝副会長  選考が多過ぎてしまった場合はどうされますか。 180 ◯産業振興課長  予算の範囲を超えてしまうということであるかと思うのですけれども、それについては今後、申請状況も見極めまして、適切に対応してまいりたいと考えてございます。 181 ◯山崎由枝副会長  選ばれる側ではなくて、選ぶ選考委員の方はどういう方が選ばれるのでしょうか。 182 ◯産業振興課長  企業の中で66歳以上で継続雇用されている方が対象になります。1つの企業について3人までが限度となります。ですから、66歳以上の勤労者の方が5人いらっしゃると、3人までになりますので、市内と市外が金額が違いますので、それは随時、企業の方が御判断して申請いただけるものと考えてございます。 183 ◯山崎由枝副会長  分かりました。ありがとうございます。ちょっと意味合いが違ったのですけれども、もう一つ別の質問をさせてください。戻って申し訳ないのですけれども、187ページの企業立地元気アップサポート事業費の件で、森の里東は3社あったということで、今後のさらなる効果をどのように考えているか。 184 ◯企業誘致担当課長  平成17年1月の条例施行以降現在まで、条例適用企業につきましては63社85件が適用となってございます。これら企業の土地、家屋、償却資産といった投下資本額につきましては、約1549億9734万円となってございます。この事業を実施することによりまして、新規企業の市内進出や既存企業の事業拡大を支援することによりまして、地域経済の活性化や雇用機会の拡大を図るとともに、一番大きなものといたしましては、持続可能な強い財政基盤の構築につながっていくと認識をいたしてございます。それが効果だと考えてございます。 185 ◯瀧口慎太郎委員  187ページ、ロボット産業推進事業費について、本市の中でロボット産業事業に取り組んでくださっている企業等の現状と内容をお聞かせいただきたいのと、185ページの産業マスタープラン策定事業費は、産業マスタープラン、ロボット産業推進計画、商業まちづくり計画を一括計上して3つの計画を立てられるということでございます。それを一括計上して今後の厚木市の計画を立てることによって、将来どのような形で計画が見えてくるのかという内容をお聞かせいただければと思います。 186 ◯産業振興課長  産業マスタープランの策定事業につきましては、3つの個別計画を1つにまとめるということで、来年度から取り組んでまいりたいと考えてございます。平成23年度に策定した産業マスタープランの改定に併せまして、ロボット産業推進計画、商業まちづくり計画を個別に策定しております。来年度から取り組む産業マスタープランにおきましては、両計画と相互に連携が図られるよう策定を進めてまいりますので、成果物、計画の本を1つに集約しまして、各計画の連携が分かりやすくなるよう、工夫に努めてまいりたいと考えてございます。  また、産業振興、ロボット産業の推進、商業振興に係る施策については、社会情勢の変化や法律の改正などに随時対応する必要があることから、1つに計画を集約することで連動した対応が図られるものと考えてございます。このようなことを踏まえまして、将来的な計画の中に3本取り入れて、連動しながら一体的に産業振興を進めてまいりたいと考えてございます。 187 ◯企業誘致担当課長  ロボット産業の計画ということでよろしいでしょうか。 188 ◯瀧口慎太郎委員  そうですね、市内の事業者が取り組んでいる現状等をお願いします。 189 ◯企業誘致担当課長  ロボット産業でございますが、市といたしましてもロボット産業の誘致に積極的に努めてございますが、大企業のロボット産業の誘致というのは現段階でございません。ただし、ロボット関連産業に関わる中小企業、これはロボットの部品とかを製造する企業でございますが、こちらにつきましては現段階で市内に24社ほどございます。したがいまして、ロボット産業の推進に向けて、これら企業の支援を進めていきたいと考えてございます。 190 ◯瀧口慎太郎委員  今、企業誘致担当課長から御説明いただきましたのは24社ということで、この数は毎年横ばいなのですか、それとも少しずつ増えつつあるのでしょうか。 191 ◯企業誘致担当課長  前年度と比較いたしますと今年度は1社増加ということで、余り大きい増加は見られない傾向でございます。 192 ◯渡辺貞雄委員  207ページ、木造住宅の耐震改修ですが、非常に長年の懸案でありますが、現在、対象軒数はどのくらいあるのかをお尋ねします。 193 ◯建築指導課長  現在、木造住宅の戸建ての軒数でございますが、総数として把握しておりますのが、3万7869戸あります。そのうち昭和56年以前に建築された、旧基準で耐震性がない木造住宅につきましては8313戸と推定されております。この耐震化率につきましては78%という推定になってございます。
    194 ◯渡辺貞雄委員  なかなか進まない。初期診断はやられるみたいですが、改修までにはなかなか持っていけないとも聞いておるのです。これはいずれにしても、ある程度年限がたてば終息すると思うのですが、市としてはどのような情報提供をしてその人たちにPRしているのか、その辺のところをお聞かせください。 195 ◯建築指導課長  このPRの方法でございますが、この事業推進のため、補助対象者を、従前は所有して、かつ居住している者にしておりましたが、今年度から改正をいたしまして、所有している者及びその配偶者、1親等までの親族まで拡充する改正を行っております。また、PRにつきましては、「あつぎ元気Wave」、広報あつぎ、タウンニュース、ホームページによる周知、各自治会でのチラシの回覧、密集市街地を限定した各戸訪問による周知、建設フェスタ等でのチラシの配布、あと市内の公民館では全館で無料耐震相談会を開催しておりまして、そういったもので市民へのPR活動を積極的に行っております。 196 ◯渡辺貞雄委員  ありがとうございました。  続いて211ページ、10の定住促進住宅取得の件ですが、これは昨年からやっている事業だと思うのですが、先に令和元年度の実績を言っていただいて、人口増にどのぐらいつながったのかを教えてください。 197 ◯住宅課長  令和元年度の実績でございますが、2月末現在で31世帯95人の定住増加となってございます。 198 ◯渡辺貞雄委員  本当にこれは新しい試みで、人口増につながる期待があって、地元に戻そう、また、親として子供を市外から戻そう、あるいは市内から戻そうという考えはすごくうれしい話なので、ぜひ推進してほしいと思っているのですが、なかなかこういう事業が一般市民に伝わっていないという状況も若干聞いているのです。私のほうから、こういう事業もあるよ、子供さんがいればもっと上乗せできるよというお話もしています。今、人口がなかなか増えない状況で、親元に子供を戻す、それを1人ではなく3人4人という戻し方をすることによって人口が大きく増えますので、ぜひこの辺の事業をもう一歩進んで情報提供してほしいなという思いがございます。ぜひ令和2年の段階でまたPRをしていただければと思うのですが、いかがでしょうか。 199 ◯住宅課長  PRというお話でございますけれども、親世帯は厚木市にいるのですが、実際の申請者は市外にいる方が対象でございます。なかなか市外の方へのPRができない状況でございますけれども、広報、あるいは公民館だよりを通じまして、親世帯から子世帯にそういう話があって、お話も聞いて申請される方もございますので、引き続きこの事業につきましては、厚木市の定住促進の目玉事業と私どもは思ってございます。そういった中で、平成30年度からスタートとしてございますけれども、延べ人数ですと182人の方に、令和2年の現在、定住増加を図っております。引き続き積極的なPRに努めてまいりたいと考えてございます。 200 ◯渡辺貞雄委員  最後に意見で。私ども飯山地区は本当に過疎地でございます。生まれ故郷にまた戻らせるという試みは私も近所で盛んに言っているので、親世帯から子供のほうに、こういうメリットもあるからぜひ親元へ戻ってねと。土地も広いので、同じ敷地に1軒建ててもいいわけですから、ぜひそういうことを推奨しながら、郊外の人口をなるべく減らさないように頑張っているのですが、ぜひPRをよろしくお願いしたいと思います。 201 ◯川口 仁委員  211ページの住宅課、住宅政策推進事業費の特に(2)マンション管理推進事業費ですが、一応この具体的な目的としては、今後の住宅施策に生かしていくため調査をされる事業だとお聞きしておりますが、そういう調査をしながら、どういうことを今の段階で考えられているのか。その辺の目的も含めてどういうことが想定されるのか、その辺は考えていられますか。 202 ◯住宅課長  今回、厚木市として初めて分譲マンションの実態調査を行うわけでございますけれども、現状では、現在抱えている問題といたしまして、マンションの老朽化に伴いまして大規模修繕等が当然必要になるわけですけれども、所有者の高齢化による収入減などの理由で修繕積立金の滞納が発生するなど、資金不足により建物の劣化が進んでしまうケースがあります。そういったマンションが抱える問題に対しまして、今回、市の対応といたしまして、分譲マンションの今後の住宅施策を検討する基礎資料として、市内の分譲マンションの実態調査を実施するものでございます。調査後は、例えば管理組合が弱体化してしまっているようなマンションにつきましては、これは現在、部内で検討しているところでございますけれども、アドバイザーを派遣して、管理組合の手助けとなるような支援を考えてございます。 203 ◯高橋知己会長  この際、委員として発言したいので、暫時副会長と交代いたします。 204 ◯山崎由枝副会長  それでは、暫時会長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。 205 ◯高橋知己委員  185ページ、市内企業等データベース管理事業費について、80万円ほどの予算ではございますけれども、昨年9月の決算質疑において、ものづくり企業データベースの今後の在り方について御検討いただけるというお話がございましたので、もしその後、進捗がございましたら、この場でちょっと御紹介いただければと思います。 206 ◯産業振興課長  昨年9月の予算決算常任委員会都市経済分科会において指摘いただきましたので、予算編成に当たり検討はしたのですけれども、具体的な方向性がまだ見いだせない状況でございます。令和2年度におきましては、見直しを行うため、現在登録いただいている企業への説明など、コンセンサスを得ることも必要ですので、新たに設置する審議会等において御意見を聴きながら、方向性を定めてまいりたいと考えてございます。 207 ◯山崎由枝副会長  それでは、会長と交代いたします。 208 ◯高橋知己会長  ほかになければ、産業振興部、まちづくり計画部の質疑を終結いたします。  ここで説明員交代のため、暫時休憩いたします。                 午後1時33分 休憩                ───────────                 午後1時34分 開議 209 ◯高橋知己会長  再開いたします。  引き続き、都市整備部の所管科目について質疑を行います。 210 ◯渡辺貞雄委員  それでは、201ページ、本厚木駅南口地区の件で、これは関連だと思うのですが、本体は駐輪場の話で交通安全課なのですが、当然保留床を取得するということでいいのかどうか、確認だけします。 211 ◯市街地整備課長  渡辺委員がおっしゃられたとおり、保留床として厚木市の交通安全課が取得するものでございます。 212 ◯渡辺貞雄委員  ということは、本市が地権者となって、登記上、厚木市のものになるということですね。 213 ◯市街地整備課長  そのとおりでございます。 214 ◯瀧口慎太郎委員  201ページの愛甲石田駅周辺整備事業費につきまして、7900万円計上していただいておりますけれども、本厚木駅同様、愛甲石田駅は、やはり今後、大変必要な箇所であるなと考えているところでございます。森の里東、また、酒井の区画整理に始まり、今、暫定整備ということで、令和2年度、整備と考えていただいていますが、どういった内容なのでしょうか。 215 ◯市街地整備課長  愛甲石田駅北口駅前広場暫定整備工事につきましては、現在、愛甲石田駅北口駅前広場は、国道246号のほうから一般車レーン、タクシーレーン、バスレーンと分かれておりますが、一般車の乗降台数が3台と少ないため、朝夕の通勤通学の時間帯の駅利用者が集中する時間帯において、あふれた一般車がバスレーンに進入し錯綜する危険な状況がございます。この状況を改善するために、工事の方法は、既に買収しております駅北口広場隣接地をタクシープールとして整備し、現在のタクシーレーンを一般車乗降場に変え、一般車乗降場の台数を現在の3台から8台に増やすものでございます。 216 ◯瀧口慎太郎委員  そうすると、今、バスレーンとタクシーの関係で、タクシーがどの場所に来て、バスがどの場所に来て、新たな場所に一般車両が入るよということだと思うのですけれども、まずタクシーとバスはロータリーの中でどのように止まる場所を考えられているのかと、今後、やはりこのロータリー整備だけではなくて、愛甲石田駅周辺全体的な計画等を考えなければいけないと思いますけれども、そういった考えは市のほうで今検討されているのかをお聞かせください。 217 ◯市街地整備課長  まず、一般車、タクシー、バスの配置といいましょうか、流れでございますが、現在、先ほど申し上げたように、国道側から一般車、次がタクシーレーン、次がバスレーンになってございます。タクシーのプールを新たに造ることによりましてタクシーレーンが空きますので、そこを一般車レーンにする。一般車レーンが2列になるような状況でございます。それと2つ目は、この暫定整備の次の考えはということだと思うのですが、こちらにつきましては、北口広場を基本とした周辺の整備を今後検討していきたいと考えております。 218 ◯瀧口慎太郎委員  ちょうど伊勢原市と市境ということで、こういった市境の駅等を整備するに当たって、伊勢原市と協議とか、考えを共にするとか、そういう話合いをする場はあるのでしょうか。 219 ◯市街地整備課長  おっしゃられた伊勢原市と小田急電鉄と定期的に会議を持ちまして、情報の共有を図っているところでございます。 220 ◯高橋知己会長  本件に関連して委員として発言したいので、暫時副会長と交代いたします。 221 ◯山崎由枝副会長  それでは、暫時会長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。 222 ◯高橋知己委員  瀧口委員からの質問にも途中まであったのですけれども、もう少し愛甲石田全体の広い範囲での検討はお考えなのかを改めてお伺いしたいと思います。特に今回、「当初予算の主要事業」の中に、愛甲石田駅周辺でいうと酒井地区の区画整理事業などに伴う駅の利用者増ということまでうたわれております。そうすると、酒井地区を考えたときに、駅の南側を含めた交通アクセスを含めて考えないといいものにはならないだろうなと考えております。そうしたところまで考えていらっしゃるのか。さらに言えば、交通マスタープラン、都市マスタープランを含めてそういったことを考えていらっしゃるのかを伺いたいのです。 223 ◯市街地整備課長  現在の愛甲石田駅及び北口広場が供用開始されたのが昭和62年でございます。このときの乗降客数が約2万7000人で、現在、平成30年度のデータですが、5万4000人ということで、倍増している状況です。このような駅利用者の増加により、通勤通学時は、駅舎のホーム、改札口は大分混雑しておりまして、先ほど申し上げました北口広場におきまして一般車が錯綜しているような状況、あるいは駅周辺では宮前交差点を中心とした慢性的な渋滞、あるいは歩道の渋滞があります。こうしたところに加えて、今おっしゃられた酒井のほかにも、森の里東地区、また、お隣の伊勢原市では東部第二地区、平塚市ではツインシティ大神地区の区画整理が施行中でございますので、将来を考えた整備が必要と考えております。北口広場の拡張をまず第一に考えたいのですが、その周辺について、これは南口も含めますが、そうした中で再整備の検討を今後していきたいと考えております。 224 ◯山崎由枝副会長  それでは、会長と交代いたします。 225 ◯井上敏夫委員  私も今の愛甲石田駅前周辺整備に関連づけて質問させていただきます。この駅周辺というのは、伊勢原市との行政界も非常に入り組んでしまっているのですね。地形も起伏に富んでいるということで、もう随分前、私が厚木に入ったのは昭和50年で、50年以前、47年ぐらいから愛甲石田駅中心のまちづくりというのはあったのですね。私も、面的にしっかり計画を立てて整備していくべきだということを言っていたのですが、結局は生活道路優先で、御覧のとおり、国道の西側、畑地がみんな4メートル道路で住宅街になりました。国道246号の交差点も企業が進出したことで人の横断が多くなって、周りも立体化されてきましたね。  昭和60年に、私は再開発にいるときに駅前広場の平面計画をつくりました。予算がない中で自分で計画書をつくったのですけれども、苦労しました。バスを縁石の近くに止めるためにどうしたらいいか。今、駐在所がありますけれども、あそこが弧を描いたようにえぐれています。あれはわざわざ、縁石に後輪を近づけるために考えたものですね。私も、あれだけをやっても、駅前の玄関口としては非常に貧弱だと。もっと広げてやらなければいけない。特に南口も行政界が入り乱れているということなので、トータルで考えなければいけない。それが全然できなくて今日に至ったのですね。また今回も駅前だけをやろうとしている。結局、いわゆる箱物行政がいまだかつて続いてしまっている。あれも、ですから昭和60年ですから、今の交通ターミナルと一緒の時期です。交通ターミナルがあって向こうに移りましたから。  だから、ほぼ同じ時間を繰り返して、またやり返し、やり返しなのですね。本当にそれでいいのかどうか。やるためには全部起債で事業費を生んで、あとは借金の返済を税金で補ってきました。35年過ぎて、借金の返済も終わってきてという部分もあるかもしれませんけれども、もっとやはりトータル的に具体的な計画を立てないと、前に進んでいかないと思うのですけれども、その辺の考え方についてはいかがなのでしょうか。 226 ◯市街地整備課長  井上敏夫委員がおっしゃるとおり、そうした駅周辺も含めたトータルな計画を考えていかないといけないということは重々承知しております。そんなことから、来年度から地元の南毛利南地区の地域づくり推進委員会の皆様を相手に、どのようなまちづくりにしていったらいいのかというところを御相談させていただいて、今後、行く行くは駅周辺の整備構想を検討していくようなことを考えている次第でございます。 227 ◯井上敏夫委員  この中でそういうまちづくりを経験された方はいないと思うのですけれども、1つ例を出しますと、小田急線の登戸駅、あそこを私が利用していたのは昭和45年ぐらいからだったのですけれども、当時はしっかりと計画ができていました。ところが、家々が混み合って、商業施設もありました。反対の看板が非常に出ていました。狭い中で小田急線から南部線の乗換えもしなければいけない。これは大分遅れているなと思っていましたら、数十年たったら動き出しましたね。今、登戸も非常によくなりました。結局、計画があるから説明できるのです。20年もたつと、家の人も代替わりしてきますよ。当時は新しい家でもだんだん古くなってくる。だから、それは具体的に図面が描いてあって、説明をしているからそうなってくるのです。厚木はそれが今何もないのですよ。  ですから、こういう事業をやるなら、しっかりと具体的に明示してほしい。それが先決だと思います。 228 ◯市街地整備課長  そうした絵を皆様にお示しできるように、来年度から構想を検討してまいりたいと考えております。 229 ◯川口 仁委員  199ページの公共下水道事業会計負担金ですが、公会計制度になるということも含めての関係だと思いますが、名称も前年度までは公共下水道事業特別会計繰出金という形になっていて、14億3457万円ほどあったのが、今回、公共下水道事業会計負担金という形になって約9億7838万円ということで差額が出ているのですけれども、この差額は公会計制度の関係によって生まれたのか、その辺を確認させていただきたいと思います。  もう一点は、201ページの本厚木駅北口周辺整備事業費の関係ですが、ここについては今、南口も進み、中町第2-2地区も進んできているということで、その辺の関係も含めて北口はしっかりやっていきたいという思いは地域の皆さんから聞いておりますが、そういった中で整備事業費として上げていますが、現状の進行状況を確認させていただきたい。 230 ◯下水道総務課長  (注1)今の一般会計予算の歳出における下水道事業会計の負担金の合計額につきましては9億7838万7000円となっており、下水道事業会計における一般会計からの負担金の合計が9億7888万8000円であるために、50万1000円、一般会計からの歳出予算が少なくなっております。本来であればこちらは一致すべきところでございますが、今回、企業会計移行初年度であったために、企業会計予算案の確定が遅くなってしまいまして一般会計の予算額が先に決まってしまったことによりまして差額が生じてしまいました。こちらにつきましては令和2年度から、使用料の不足額の繰り出しがなく、一般会計が負担すべき経費を負担してもらうことから、事業年度終了後に本来負担すべき額を精査し、その際に今回の差額も調整させていただくものでございます。(注1-1を参照) 231 ◯市街地整備課長  続きまして、北口の現状についてお話しさせていただきます。本厚木駅北口に面する一番街を挟んだ2つの街区、ビルの名称で申し上げますと、ダイヤプラザビル、三井住友銀行のある街区と、旧マルイがあったビルの街区でございます。この2つの街区の権利者を対象に、建物の建て替えや市街地再開発事業などの手法について、意見交換などを昨年6月から今年2月まで行ってまいりました。回数は勉強会が5回、個別ヒアリングは2回でございます。なお、個別ヒアリングにつきましては、勉強会の会場ではなかなか言えない個人的な御意見もあると思い、権利者一人一人を訪問し、お話を伺っております。権利者の多くは個人でございまして、建物の建て替えの手法について余り詳しくない方もいらっしゃいましたので、できる限り丁寧な対応をしてまいりました。  その結果、権利者を対象に行った第2回目の個人ヒアリングのアンケートの結果では、全権利者24名のうち16名の方、全体で3分の2の方が、市街地再開発事業に向けた市街地再開発準備組合を設立することについて賛成していただいております。そのようなことから、来年度は市街地再開発準備組合を設立していただいて、その事業について皆様とともに検討していきたいと考えております。 232 ◯渡辺貞雄委員  北口をいよいよ進めるということで、僕も本当に期待がすごく膨らんできているのですが、厚木市の将来を考えたら、やはり一番最初は北口に手をつけなければいけなかった。これはもう誰が考えてもそう思っていた。それからまちが広がっていく。たまたま南が先にできてしまった、中町第2-2地区が動いていく。その中町第2-2地区を動かした原動力で、多分、北が動き出したのだろうとも思うのだけれども、本来の再開発の姿というのは、まず北口を動かしながら広げていくのが一番ではなかったかなと。でも、昨年、部会をやって、いろいろ感触を見ていくと、少しは動き出すのかなと期待が膨らんでおります。ぜひこの辺は慎重に、あるいは丁寧に説明していただき、準備組合、本組合というレールに乗っていただきたいと思うのです。面積もそんなにたくさんないし、地権者も24名ですから、非常にやりやすい計画ではないかなと僕は思っております。それには職員の熱意がなければできないのです。  はっきり申し上げると、再開発は一、二年ではできません。できれば腰を据えて、しっかりと対応できる人間をそこに常置させるぐらいの気持ち。今、市街地整備課長は多分事務屋ですが、私どもに言わせれば、相手方は、まずその先がよく分からない方。さっき井上敏夫委員が言ったように、まずは絵を見せること。図を見せて、こういうまちができるから、ぜひこのまちを素案に考えながら先へ進めていこうよという話のほうが見やすいのですよ。ですから、何もない中で参画してください、くださいではなくて、まずイメージ図をどんとつくる。それは思いっきり大胆なイメージ図をつくるべきだと僕は思うのだけれども、それをつくって、手直しをしながらまとめていくのが僕の今までのスタイルだったのですが、再開発はそれでもまとまらないケースが非常に多いので、ぜひその辺で、何もない中、平面図でやってもなかなか分からない。本厚木駅をおりたときからのイメージ図をまずつくるべきと思ったけれども、ぜひその辺の考えがあれば教えてください。 233 ◯市街地整備課長  まだ再開発事業に全員が合意というわけではない状態でございます。そうした中で、今から具体的な絵を描くというのはなかなか難しいのかなと思います。その代わりと言っては何なのですが、準備組合が設立されましたら、先進市等を地権者の方には見ていただいて、イメージを膨らませていただきたいなと思います。それと、その話が皆さんでこういった形にしていこうよとまとまるのであれば、来年度中に何らかの絵が描けるのではないかと思っております。 234 ◯渡辺貞雄委員  本当に絵を描くことが一番早い。分かりやすくというような思いがあります。そして、先ほど言った事務屋の課長だという話ですが、市街地整備担当部というのはすごく大きい仕事をやっています。気の長い仕事をやっていますので、やはりそこには技術屋もしっかり配置してほしいし、特に再開発は建築屋がいなければできないと思うのです。保留床とかいろいろ、先へ進めば進むほどリターンの話しか出てこないのです。それを払拭するような人間でないとなかなか見えない。まず容積率も含めて事業計画をしっかり立てることによって、あとリターンの話が出てくるわけで、初めからリターンの話をしてしまったらもう全部アウトです。ぜひその辺のところを肝に銘じて前へ進めてほしい。やはり長い年月がかかりますので、しっかりとした人材を据えて、信頼を求めるような形をつくっていただければ、必ず成功すると思いますので、ぜひ気長にしっかりとやっていただくことをお願いを申し上げたいと思います。 235 ◯井上敏夫委員  再開発って、やるのはいいのだけれども、厚木は何の目的で準備組合を支援しているのかが見えてこない。先に準備組合ありきで、準備組合は建物の建て替えだけの話みたいなのですよね。本来は、厚木市は、今の高齢社会の中で車椅子で移動するから駅前を広く取らなければいけないとか、道路を横断しなくても電車を利用できるとか、そういう場所づくりが必要になってくるのだけれども、そういう計画が何もないわけ。そういう計画を持っていて、それで、あそこはみんな道路が狭いではないですか。では道路を8メーターぐらい全部広げるのだとか、そういう計画があって、そのために権利変換で交換分合しながら駅前広場を広げていきますよとか、そういうものが何もないのです。今回も先に準備組合ありきで、もうそちらのほうに集中してしまっている。これでは駅前広場を広げるといっても、具体的に計画が出せない。だから、その辺はもうちょっと、せっかく委託するのであれば、しっかりと駅前の計画をつくって、では、それをやるためにどこまで面積を広げて、交換分合していくのか、あるいはほかの土地と交換してそこに広場をつくるとか、そういった計画をつくって我々に示すことが大事なのではないかなと。せっかく予算がつくのですから、そういうことをしていただきたいなと思っております。 236 ◯市街地整備課長  本厚木駅周辺地区は、都市マスタープランにおいて都市中心拠点に位置づけられておりますことから、市民や厚木市を訪れる人々が集まる活力とにぎわいの中心として、高度な都市機能や交通結節点としての機能の充実を図る必要があると考えております。こうしたことがありますので、再開発事業、特に駅前のビルにつきましては40年、50年と耐震上問題のあるビルもございますので、そうしたことでやる必要があるのだろうなと思います。そして、交通結節点としての機能も充実を図らなければいけないということもありますので、今回の北口の再開発事業については、北口の広場も含めた形で一体的に整備をしていきたいと考えております。その中で、円滑な歩行ができるように、歩道の幅員とかを検討していくというふうに考えております。
    237 ◯井上敏夫委員  そもそも行政は何をすべきかというのが皆さんに身についていないのではないかと思う。市民の生命、財産を守る。特にあそこの商業地は、道路も造らなければいけない、公園という避難場所も用意しておかなければいけない、公共空間を用意しなければいけないのです。駅前広場もそうです。それで誰もが平等に土地が使えるように、活用できるようにするのが行政なのです。民間の開発で、今の今日になって、道路を造れ、広場を造れなんて、とてもではないけれども中心市街地でそんなことはできません。それをできるのは行政なのです。今回、庁舎の関係でも、必要だから道路を広げていますよね。広げるのだと言って計画を立てています。それは結局、庁舎ありきの道路造りだけれども、周辺の人たちはみんな、やはり土地を使うためには道路や広場が必要なのですよ。それを今回、この北口もそうだけれども、愛甲石田もそうです、駅周辺という名前がついているわけですから。そういった具体的な案を必ずつくってほしい。その上で我々に提示して進めてほしいと思っております。 238 ◯市街地整備課長  おっしゃるとおり、広場、あるいは歩道というものは市民の皆さんにとって必要なものでございますので、事業の中で創出してまいります。先ほども申し上げたように、再開発事業でビルの更新をさせていただいて、魅力ある施設を呼んで、そうしたまちにしていく。そして北口広場を再整備することによって人が通りやすい道になる。そうしたことで人の回遊性の向上、あるいはにぎわいの創出、これがまたまちの活性化にもつながるものと考えております。これが強いて言えば厚木市の発展にもつながると考えているところでございます。計画につきましては、来年度以降、まだ予定でございますが、準備組合の皆様と計画を考えまして、皆様にもそうした計画ができるだけ早くお示しできるように努力してまいりたいと考えております。 239 ◯井上敏夫委員  これを最後にします。今まで厚木市は、にぎわい、にぎわいといろいろな理由をつけながら箱物をつくってきました。今度、三、四十年たつと、また箱物を取り壊して、理由をつけてまた何かをつくります。だけれども、道路、公園とかという公共空地は退化しないですよね。それは維持していかなければいけない部分もあるけれども、箱物をつくったら必ず取り壊しているではないですか。それで本当に市民の生命、財産を守っているのか、あるいは市民の将来的な活動を保障しているのか、健康で文化的な生活が営めるような環境づくりに寄与しているのかどうか。これは皆さん方の考えとは大きいな差があると思います。ぜひ、まともと言ってはあれですけれども、本当に市民の立場に立ってやっていただきたいです。  ですから、今計画されている事業費の中身については、我々が思っている事業とは大分開きがあるなという感じがするのですけれども、どうなのでしょうか。今のままで、最初に説明されたブロックの中でものを進めていかれるのかどうか、それを最終的に確認させてください。 240 ◯市街地整備課長  今おっしゃっているブロックというのは北口周辺地区ということでしょうか。この中で私どものほうでは、まちづくりを検討していこうと考えています。確かに道路はとても必要です。必要なのですが、道路だけではやはり人の回遊性というのは生まれません。魅力ある施設がまちのあちこちにあることによって、それを道路を使って歩いていただく。それがまちのにぎわい、活性化につながるものと考えております。 241 ◯高橋知己会長  ここで10分間休憩いたします。                 午後2時05分 休憩                ───────────                 午後2時15分 開議 242 ◯高橋知己会長  再開いたします。  質疑については簡潔にしていただいて、予算に関する質疑にしていただいて、スムーズな進行に皆様の御協力をお願いしたいと思います。  では引き続き、都市整備部についての質疑を行います。 243 ◯井上敏夫委員  197ページ、水辺ふれあい創出事業費について、これに私も期待しているのですけれども、厚木市には1級河川と準用河川、普通河川もたくさんあります。そういった意味で、どのような事業をやっていかれるのか。 244 ◯河川ふれあい課長  事業の概要につきましては、準用河川であります恩曽川の2か所の親水広場と、あと善明川を活用いたしまして、近隣小学校の環境学習の中で川の水生生物の観察や水質調査及び河川清掃などを行いながら、直接水や生き物に触れることで川をより身近な存在と感じてもらい、河川に対する正しい知識と、自然を大切にする心を育む事業を実施しております。 245 ◯井上敏夫委員  川のまち厚木でもあるので、特に7月が河川愛護月間なので、そういった機を捉えて啓発に努めていただければありがたいと思います。よろしくお願いします。  195ページ、中町第2-2地区周辺交通アクセス整備事業費──これはまた違うのか、道路整備課か。201ページ、中町第2-2地区周辺整備事業費。両方関連づけて聞こうと思ったのですけれども、この事業費について説明をお願いします。 246 ◯中町第2-2地区整備担当課長  こちらの事業費につきましては、基本計画を今年の1月に策定いたしまして、その後、設計の準備に入っていくわけですが、その設計の準備に係るものと、あとは建設予定地の辺りのいろいろな関係のものと、バスセンターの辺りの交通結節ゾーンの検討とか、あとは平成30年4月に供用開始しました中町大型バス発着場の修繕とか、そういう関連の事業費で合計7009万5000円となっております。 247 ◯井上敏夫委員  今の説明を聞きますと、この中には新庁舎に関わる項目も入っているようでございます。新庁舎の関係では、厚木市役所位置設定条例の関係で総務企画常任委員会の中継をちょっと聞いていましたけれども、その中では反対する委員もおられました。仮に位置条例が否決になった場合、この予算というのはどうなるのでしょうか。 248 ◯財政課長  現在、2月定例会議におきまして、今お話しのとおり、市役所の位置条例の関係と、中町第2-2地区も含めた当初予算の御審議をいただいているところでございます。それぞれにつきましては別々の議案でございますので、当初予算につきましては、あくまでも859億円全体の中で御判断いただくものと考えてございます。 249 ◯中町第2-2地区整備担当課長  先ほどもこの7009万5000円の内容を御説明いたしましたが、確かに位置条例と関連して、事業としては、仮にですけれども、市役所の位置が決まらなかった場合には執行できないような予算もありますが、位置に関わらずやらなければいけない事業というのもこの予算の中には入っていますので、そういった予算については市役所の位置に関係なく執行していくものと考えておりまして、位置が決まらなければできないものについては、その位置が決まった段階で事業を執行していくというようなことで考えております。 250 ◯井上敏夫委員  ありがとうございます。詳細な事業内訳が分かりませんけれども、それはしっかりと分かっておられる。当然のことですが。そうしますと、庁舎を除く部分で進めるということは、さっきもちょっと間違えて言ってしまいましたけれども、道路のほうでもやっていますけれども、この中には道路はないのですか。地元のために使われるような道路はないのですか。ここはあくまでも施設になるのですか。 251 ◯中町第2-2地区整備担当課長  先ほど井上敏夫委員が道路のということで言いましたが、道路のところについては、あそこに複合施設ができるできないに関わらず、道路事業として現在進めている事業になりまして、今回の中町第2-2地区の事業費につきましては、基本的にはそこの複合施設の関連のものと、あと交通結節点、バスセンター等の関連のものと、あともう一つが、先ほど申しましたが大型バス発着場の関連のものということで、それが今回の7009万円の主な事業の内容になります。 252 ◯渡辺貞雄委員  では、同じく中町第2-2地区に絡んでということですが、周辺整備の計画を立てるに当たって、私はいつも疑問に思っているのだけれども、タクシープールとかバス発着場が駅広に入っていて、中町第2-2地区にも入ってきているわけですね。この辺は受益者負担の考えというのはないのですか。あるいは神奈中やタクシー業界から上屋ぐらいは面倒見てよとか、使用料が取れなかったら上屋ぐらいは面倒見てよとか、駅広という扱いからいって、どうしても法的に受益者負担というのは取れないものなのか。これは南も北も中町第2-2地区も同じようになると思うのだけれども、その辺は勉強されていますか。分かれば教えてもらいたいのです。 253 ◯市街地整備課長  道路部の所管になりますので、詳しいことは申し上げられないのですが、私の知っている範囲では、例えば愛甲石田とか南口とか、そうしたところは、タクシー業者、あるいはバス業者がお使いになっています。こちらの費用につきましては、清掃費とか電気代、そうしたものを案分か何かして、負担金として頂いているということは聞いたことがございます。 254 ◯渡辺貞雄委員  今、確かに愛甲石田も入りましたね。当然利用者が限定されていくわけで、バス発着場があって、相当大きいエリアを堂々と使っているわけですね。当然向こうは利益を得ながら事業をやっているわけで、市のほうとすれば、その公共空間を多額な金でしっかり整備しているわけです。企業バスなどはお金をもらってということができるのでしょうけれども、こういう路線バスの場合、あるいはタクシーの場合、なかなかもらいづらい。でも、今言ったように負担金というのはもらえるわけで、ぜひその辺のところは、少しは負担を軽減するような形で心がけてもらいたい。僕の話では、タクシー待ちとかバス待ちの上屋を面倒見てよということはやったことがあるのです。それは負担金でもらって、その分、造っていただいたということも経験があるのでね。ただ、JRのエリアなどは逆にJRがお金をもらっていますので、JRの底地の場合は頂くことができるのです。駅広という都市計画決定はしているのだけれども、ここはJR用地だからともらう。ぜひその辺も勉強していただいて、これから永久に使われるような協会のところについては、なるべく受益者負担をもらえるような、あるいは負担金としてもらえるような体制をつくっていただくことをぜひ要望していきたいなと。お互い勉強したいと思いますので、よろしくお願いします。結構です。  203ページ、酒井土地区画整理事業についてちょっと伺ってまいります。組合が設立認可を受けまして、いよいよ工事が始まるということで、大きなお金が計上されました。内容について伺ってまいります。 255 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長  まず、酒井土地区画整理事業の進捗状況についてお話しさせていただきます。酒井土地区画整理事業の進捗状況といたしましては、昨年9月に市街化区域への編入等の都市計画決定と併せまして、土地区画整理組合の設立を認可したところでございます。昨年10月には第1回総会が開催されまして、本年1月から仮設工事が始まるなど、組合による事業運営が本格的になってございます。来年度につきましては、厚木市土地区画整理事業助成規則に基づきます補助金を6億3300万円交付する予定となってございます。また、地区外の関連道水路整備事業ということで、組合の都市基盤整備と併せまして、施行地区周辺の道路、水路を市で実施するものでございまして、この準備に要する費用といたしまして800万円を計上させていただいています。 256 ◯渡辺貞雄委員  本当にいよいよ始まるなということでございますが、今、補助金の国庫補助が非常に少ないので、最終的な補助金額がどのくらい見込まれるのか、この辺をちょっと教えてもらいたい。あと事業の完結が令和6年ということになっておりますので、非常にタイトな時間ではないかと思うのですが、この辺について伺ってまいります。 257 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長  酒井の土地区画整理事業につきましては、国の社会資本整備総合交付金等は活用してございませんで、厚木市土地区画整理事業助成規則に基づきまして、公共施設整備等の事業費を対象に算定した補助金を土地区画整理組合の事業費の一部に充当するため、交付するものでございます。補助金の額につきましては、令和元年度から令和7年度までの7年間で25億1000万円を交付する予定でございます。なお、当該補助金につきましては、平成31年2月定例会議において債務負担行為を設定させていただいており、設定された年割額どおりの資金計画に基づき、請求に応じて支出をしているところでございます。また、組合事業の完成年度でございますが、先ほど渡辺委員のほうからもおっしゃいましたとおり、令和7年度末までということでございます。 258 ◯渡辺貞雄委員  社会資本整備総合交付金というのは充てられないのですか。それだけ確認しておきます。 259 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長  組合の土地区画整理事業の補助要領の中に公共用地率が25%という規定がございまして、ここを満足していないということで、社会資本整備総合交付金は充当できないということでございます。 260 ◯渡辺貞雄委員  ほかのメニューというのはないのですか。 261 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長  一般的に土地区画整理事業の支援策といたしましては、市の助成規則に基づく補助金、あるいは公共施設管理者負担金、それと社会資本整備総合交付金がございますけれども、組合区画整理の場合は、12メートル以上の都市計画道路で、もろもろの条件がございますので、ほかのメニューはございません。ただ、資金計画上は、市の補助金のほうで何とかやりくりができることとなってございます。 262 ◯井上敏夫委員  今の酒井土地区画整理事業に関連して、森の里東の話も出ましたけれども、比較すると、森の里東は事業をやるために必死で事業計画書をつくったようなのですが、今言われたように補助金が非常に少ない。国庫補助の対象にならなかったというのは非常に残念ですが、ここは業務代行でやっていますね。業務代行の利点は、業者のノウハウ、それから資金を活用することになっていると思います。保留地は業務代行者が取得しますよね。ですから、本来は運転資金は先に業務代行者が出していて、市の補助金は、ある程度道路ができているとか、補助金の対象物がある程度できてから支払うという資金計画にならなかったのか。森の里東もそうでしたけれども、いきなり市からの持ち出しが、最初の年度からたくさん出てしまっているのです。ということは、業者のノウハウを頂いて事業を進めていくという業務代行の利点が生かされていないと感じますが、その辺はいかがでしょうか。 263 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長  今、業務代行方式のことがございました。この業務代行方式につきましては、民間事業者が、保留地の取得等を条件といたしまして、土地区画整理組合からの委託に基づき、当該組合の運営に関する事務及び事業施行の推進に関する業務の相当部分を代行する方式でございます。この方式の特徴といたしましては、保留地処分金が確実に得られること。それから、民間事業者の知識、経験、技術力を生かした円滑で迅速な事業運営により、事業期間の短縮と地権者負担が軽減されること。それから、民間事業者の資金調達能力の活用によりまして、組合及び地権者の事業資金借入れに係る負担が軽減されるという利点がございます。そういった意味もありまして、補助金の状況でございますけれども、今年度につきましては4000万円でございましたけれども、来年度から、6億3300万円、令和3年度が7億1000万円、令和4年度が7億円、令和5年度が4億円、令和6年度が2000万円、令和7年度が700万円、こういった形で資金計画に積み上げてございまして、適正に執行できるものと考えてございます。 264 ◯井上敏夫委員  この森の里東も酒井もそうですが、厚木市が技術援助という名目で指導して事業計画書をつくって、認定している組合の設立認可を認めているという経過をたどってきているのですね。厚木市の補助金が最初からこれだけ出ていて、回収できるのは、ほとんど換地処分が終わってから評価額が上がって、土地の価格が上がって、税金として回収できる。でも、業務代行のときには、本来、業務代行の業者が先に資金提供して計画を進めていくのが普通であるにもかかわらず、森の里東の場合にも、厚木市が先に補助金を出して、業務代行をやっている業者は、まだ保留地予定地の段階で契約をして、もう保留地処分を始めている。業務代行が非常にいいところを取ってしまっているのではないかと。恩恵を与えているのではないかという感じがするのです。ここも同じようなことがあるのですが、やはり公金を使うわけですから、しっかりとこの辺の見定めをしていただきたいと思うのですが、その辺はどうなのでしょうか。例えば最初の2年3年は業務代行が資金提供しますよということはなかったのですかね。なかなか答えられないでしょうから、いいです。 265 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長  先ほど業務代行方式のメリットみたいなこともお話しさせていただきましたけれども、あくまでも業務代行が資金を提供するというのは、組合が本来銀行から借り入れるお金を業務代行者が一時的に立替えをするような状況でございますので、立て替えたお金は、保留地処分金、あるいは市から補助金が入ってきた段階で返済していくというところがメリットと思っておりますので、特に支障はないと思っております。 266 ◯高橋知己会長  関連して、この際、委員として発言したいので、暫時副会長と交代いたします。 267 ◯山崎由枝副会長  それでは、暫時会長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。 268 ◯高橋知己委員  201ページと203ページになります。森の里東と酒井土地区画整理事業、本厚木駅南口地区市街地再開発事業全般として、ちょっとお伺いしたいと思います。2月13日の記者会見資料の中に、今挙げた事業について、市としての投資額と、それに対する得られるであろう税収のシミュレーションという非常に分かりやすいパワーポイントがあったのですけれども、その内容について改めてこの場で御説明いただければと思います。 269 ◯財政課長  ただいま御紹介いただきました予算記者会見で発表させていただきました税収シミュレーションでございますが、内容につきましては、今お話がありました本市が進めてございます森の里東の土地区画整理事業のA・B・C工区と酒井の土地区画整理事業、さらには来年度完成を予定してございます南口の再開発事業、この3事業をターゲットにしまして、今後確実に見込まれる税収、具体的には固定資産税と都市計画税でございますが、この2税について、この先、おおむね20年間で144億円の税収を見込んでいるといったこと、併せて当該事業先行投資の総額としまして、3事業全体で85億円を市から投資をしてございますが、この85億円につきましては、今御説明した上振れの収入の中では、令和13年には回収できる見込みであるといったことについて、さきに行われました予算記者会見の中で発表させていただいたものです。  総務企画の中でも多少私のほうで触れさせていただきましたが、現在、様々な大型プロジェクトが計画されている中で、長期ビジョンに立った未来志向型の財政運営というのが極めて重要であると認識してございます。財政課でも、こうした中で、これまで進めてきた資本投資に対する効果額として、あるいはまた、これから進めていく大型事業に対しての財源の担保として、しっかりとこうしたエビデンスをもって内外に説明をしながら、今後も積極的な財政運営をしてまいりたいという思いで公表したものでございます。 270 ◯高橋知己委員  ありがとうございました。本当に分かりやすい資料。特に事業の意義や効果が大変分かりやすく1枚で示された資料だとお見受けいたしました。9月の予算決算常任委員会の中で、決算を受けて要望事項としてまとめた2つの項目がありましたけれども、そのうちの1つを簡単に読みます。市の経済発展を確たるものとする社会インフラ整備等について、戦略的な計画の下、地域の発展及び地域経済の活性化に努め、本市の持続可能性を大きく高められたいという要望を出させていただいたのですけれども、それにお答えいただいた一つの大きな例なのかなと受け止めております。ありがとうございました。意見でございます。 271 ◯山崎由枝副会長  それでは、会長と交代いたします。 272 ◯高橋知己会長  引き続き質疑を行います。 273 ◯井上敏夫委員  今、財政課長の説明がありましたけれども、森の里東土地区画整理事業の関連排水路整備事業というのが予算で5000万円出ています。森の里は地区外に結構関連事業を抱えているのですね。下水道もそうでした。道路事業でも関連事業、森の里上古沢線。それの地区外の関連事業もやりました。厚木環状3号線も、それがないと土地を使えない。ということは、先ほど85億円と言っていましたけれども、実際は優に100億円を超えているのです。ですから、表し方が違うのではないかなと。  それはそれとして、森の里東の関連事業はこれから幾らぐらいになるのか。道路関連事業と下水道関連事業。本来は区域に入れてもおかしくないようなところをみんな外してしまっていると思っておりますので、この関連事業費について教えていただければありがたいと思います。 274 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長  現在、森の里東土地区画整理事業の施行地区外で進めております関連基盤整備事業につきましては、平成26年の組合設立認可後に、平成27年度から、森の里東土地区画整理関連道路整備事業及び森の里東土地区画整理関連排水路整備事業として着手してございます。事業費といたしましては、平成27年度から昨年度までの決算額で約4億9000万円を支出しており、今年度から令和5年度までに約5億3000万円の事業費を想定しております。平成27年度から令和5年度までの9年間での総額といたしましては約10億2000万円を見込んでおります。 275 ◯井上敏夫委員  ありがとうございます。以上のように、森の里東は結構優遇されてしまっているのですね。減歩率で先ほどの酒井と比較しますと、森の里東は既存の公共用地の面積と区画整理後が変わらないのです。緑地は、あれを減歩などと言っていますけれども、あれは全部公共施設管理者負担金で買ったようなものですから、もともとあった公共用地の面積と整理後の公共用地の面積が変わらないのですね。これが森の里東の特徴かなと。さらには、これだけいろいろな事業を森の里東に施しているなと。確かにここからたくさん税収が上がって、厚木の発展の礎になってくれれば最高なのですけれども、計画を見た段階ではそういう思いがしました。予算執行に当たっては、くれぐれも間違いのないようにしていただきたいなと思います。 276 ◯高橋知己会長  意見ということでよろしいですね。 277 ◯井上敏夫委員  中町第2-2地区周辺事業の中で、庁舎の位置条例が否決されたとなればそこの部分は外しますということだったのですけれども、外して交通広場と大型車のバスターミナルを調査するようなことを言っていましたが、庁舎がなくてどのような計画をつくるのかなと。その辺が不明確で分からないということです。  私も、位置条例をやるときに、軟弱地盤のところで、交通広場にケヤキが1本植わっているのを御存じですか。あそこに3メーターぐらいのポラコンパイプが3本か4本入っているのです。水位を観測するために、あれが枯れないために。水が足りなければ補給をする。あそこの水位が非常に高かったのですね。あそこに行けば水がどのくらい入っていたかというのは見えるし、地下道も二重壁になっていて、しょっちゅう水が流れています。それを使って、都市水路計画策定モデルという、一時、国土交通省の補助事業で厚木の駅を水のまちにしようということもやっていましたけれども、そのくらい水が豊富なのです。だから、庁舎をそこに位置づけたいということであれば、そういう周辺の地質調査で全て状況を把握する必要があるのではないかと。特に地下道が入って、地下道の上には高圧ケーブルが載っています。私も担当していて、あれを掘っていたときに全部、覆工板の下にはいろいろなケーブルがあったり、特高ケーブルがあったり、見ています。  ですから、ここの予算について、ちょっと答弁が明確でないなと。庁舎の位置が仮に否決されたときに、それを除いて執行するという説明を受けたのですけれども、それがどのようなことをやられるのか曖昧な部分があるので、聞かせていただければ。 278 ◯中町第2-2地区整備担当課長  7009万5000円はどういう事業をやるかということですが、大きく分けて4つほどになります。1つが、これから複合施設の設計に入っていくわけですが、その準備のための事業があります。2つ目が、複合施設の建設予定地の関連のものですね。そこについては、庁舎が入る入らないにかかわらず、もともと複合施設を建設することになっていますので、建物を建てるに当たって、その複合施設の建設予定地についていろいろなことをしていくというのが2つ目になります。3つ目が、交通の関連で、バスセンター等についてどういう結節ゾーンとしての整備をしていくかという検討をすることになります。4つ目が、もう既に供用を開始しています大型バス発着場の修繕とか電気料金等がありまして、その4つが主な事業の柱となっております。 279 ◯山崎由枝副会長  203ページの酒井土地区画整理推進事業費ですけれども、大型台風など水害が発生する可能性を考えたりします。その防止策はどのように考えていらっしゃいますか。
    280 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長  まず、酒井地区の土地区画整理事業につきましては、当然、河川管理者との協議等によりまして、最終的には調整池をつくって、一時的にそこに雨水をためて、時間差を使って外に流すということでございます。あと工事中のこともございますので、当然盛土をしてまいりますので、仮設の水がたまるような施設を造って、そういう被害のないようなことで考えてございます。 281 ◯山崎由枝副会長  では、貯留管とかで広げていくような形でしょうか。 282 ◯森の里東・酒井地区整備担当課長  工事中につきましては、あくまでも仮設の調整池みたいなものでございます。最終的にはコンクリート構造物で造る調整池をちゃんと用意するということでございます。 283 ◯高橋知己会長  ほかになければ、以上で都市整備部の質疑を終結いたします。  ここで説明員交代のため、暫時休憩いたします。                 午後2時50分 休憩                ───────────                 午後2時52分 開議 284 ◯高橋知己会長  再開いたします。  引き続き、道路部の所管科目について質疑を行います。 285 ◯渡辺貞雄委員  193ページ、オリンピック聖火リレー記念施設整備事業費について、内容を教えてください。 286 ◯道路維持課長  オリンピック聖火リレー記念施設整備事業費の内容でございます。今年8月に開催されます東京2020オリンピック・パラリンピックのオリンピック聖火リレーが6月30日に厚木市内において行われる予定でございます。聖火リレーがありましたことを後世に伝えるため、コース上の市道内に記念となるパネル等を設置する計画でございます。 287 ◯渡辺貞雄委員  他市の事例を聞きますと、マンホール蓋をそっくり換えて記念のマンホール蓋にしたとか、そんなに費用がかからないと思うのですが、そんな試みをやっている市があるそうなのです。パネルというのはどういうものなのか、また、何枚作るのか。その辺も今お知らせはなかったけれども、パネルというのは小さいものもパネルだし、大きいものもパネルで、その大きさも分からないし、何枚ぐらい作るのか。 288 ◯道路維持課長  パネルでございますが、今、最終的には決定してございませんが、おおむね幅が1メーター50センチ、高さが1メーター50センチ程度の記念パネルで、その中には聖火リレーのコース図面とか、当日の聖火ランナーが走っている写真とか、また、今回の聖火リレーの説明文等を掲示する考えでございます。また、それと併せて休養施設等も一部設置してまいりたいと考えてございます。今は1枚を予定してございます。 289 ◯渡辺貞雄委員  1枚で500万円。どこに設置するか分からないけれども、やはりこのコースを走ったよというイメージ的なものが、永久的に残るようなものが必要ではないかと思って僕はマンホール蓋と言ったのだけれども、そういうアイデアも必要ではないかと思うのです。そのコース上に持っていくことも大事かと思って言ったので、ぜひ参考にしてください。 290 ◯井上敏夫委員  195ページ、幹線市道新設改良事業費で金田妻田線道路改良事業費ですけれども、道路幅員等はどのように検討されたのか。 291 ◯幹線市道担当課長  金田妻田線の幅員につきましては、現在、車道につきましては路肩を含めて7メーター、歩道につきましては有効幅員を2メーター取れるように2.25メートル、合計9.25メーターで考えております。 292 ◯井上敏夫委員  当初から大分幅員を広げてくれて、ありがたいと思うのですが、ここは一時、火災で迂回路になったときに通れなかったのですね。ですから、車道が7メーターあればまあまあいいのかなと。あとは、これから妻田のほうの国道246号バイパスにつながるほうまで、一連の計画をしっかりと立てて、関連づけをお願いしたいと思います。 293 ◯高橋知己会長  意見ということでよろしいですね。 294 ◯井上敏夫委員  195ページ、中町第2-2地区周辺交通アクセス整備事業、ここの幅員をまず教えていただきたいということと、この道路の役割は何かをお願いしたいと思います。 295 ◯道路整備課長  中町第2-2地区周辺交通アクセス整備事業の計画幅員は12メートルで考えております。この役割は、先ほど中町第2-2地区整備担当課長も言ったのですけれども、こちらの道路は、複合施設が来る来ないとは別に、中心市街地の活性化、あるいはにぎわいの創出とかを念頭に置いてやっております。 296 ◯井上敏夫委員  それはそれでいいのですけれども、やはりこの道路の沿道の方々は土地利用をしっかり図らなければいけないということを考えると、この道路だけでは済まないと思うのです。これからその辺の土地利用を考えたときの関連づけと、12メーター道路でいくと車道が路肩を含めて7メーターぐらいになるのかな。そのときに、隅切りの大きさもあるのでしょうけれども、周辺の土地利用において高層階の建物が建ったときに緊急車両が対応できないと困るので、道路ができた以上は、隅切りもしっかり造って、全体の機能を高められるような考え方はできているのでしょうか。 297 ◯道路整備課長  歩道がありきの12メーターなのですけれども、当然井上敏夫委員が御指摘のように、場所によって、地権者様の合意を得ながら隅切りを設置するという考えでやっていきます。 298 ◯井上敏夫委員  この12メーターの中に当然埋設物がどこかに入ると思うのですが、歩道が広ければ、歩道の中に下水道とかが入れば一番いいのですけれども、ここは既存の道路の拡幅になりますね。そうしますと、もう既に埋設物が入っているので、下水道の位置で全部歩道に入れられないと思うのです。そうすると、地震で液状化が起きたときに、車道の中ですと、周りが沈下したときにそこが出っ張ってしまいますね。交通に支障を来すのですけれども、そういうことへの対応は考えていますか。 299 ◯道路整備課長  当然地震時には、そういった液状化は念頭にございます。それで、今入っている公共下水道の占用位置とか、今後また想定される貯留管の設置とかもございますので、できるだけ交通の阻害がないような計画で行いたいと思いますけれども、中にはどうしても交通に支障が出るところも出るかもしれません。ただ、そういうのがないようにつくっていって、中町第2-2地区に複合施設が来ても周辺の道路整備は平気なのですよと皆様方に言っていただけるような道路造りをしていきたいと思います。 300 ◯瀧口慎太郎委員  193ページ、あつぎの道づくり計画策定事業費についてお伺いいたします。第8次厚木市道路整備三箇年計画は来年度で終わりでよろしいでしょうか。その中であつぎの道づくり計画を計画しているという認識でよろしいですか。 301 ◯道路管理課長  令和3年度からあつぎの道づくり計画をスタートさせます。 302 ◯瀧口慎太郎委員  8次三計は来年度までですね。 303 ◯道路管理課長  令和2年度までです。 304 ◯瀧口慎太郎委員  分かりました。そうすると、新年度が8次三計の最終年度ということで、前年度はこのあつぎの道づくり計画の事業費は1800万円、新年度予算の中では600万円と、今回1200万円ほど減額ですけれども、前年度の1800万円はどのような計画策定を行ってこられたのか。また、新年度ではどのようなことを計画しているのか、お伺いいたします。 305 ◯道路管理課長  本業務は、令和元年度、今年度に作成した(仮称)あつぎの道づくり計画案及び(仮称)道路整備プログラム案を基に、令和2年度は、現計画、8次三箇年計画のフォローアップの結果やパブリックコメントの結果等を踏まえ、(仮称)あつぎの道づくり計画及び道路整備プログラムとして取りまとめることを目的としています。具体的な業務内容ですが、今年度、令和元年度業務で作成したあつぎの道づくり計画の案及び道路整備プログラムの案の検討結果を踏まえ、パブリックコメントに用いるあつぎの道づくり計画を策定します。また、パブリックコメントで得られた意見を整理分析するとともに、各意見に対する対応方策を検討し、最終案の策定を考えております。 306 ◯瀧口慎太郎委員  8次三計の中でいろいろな計画を立てていただき、また、今、道路管理課長から御答弁いただいた中で、新たにあつぎ道づくり計画を計画していただくということですけれども、中心市街地、また郊外の地域と、交通渋滞が解消できていることに関しては本当に実感している部分も多々あります。また、歩道に関しましても、歩きやすくなったよとか、そういう話を聞くところもありますので、今後も引き続き、しっかりとそうした面へ予算をつけていただいた中で、車道、また歩道に関しまして取り組んでいただきたいと思うのですけれども、8次三計で、この2年間でどれぐらい達成できたというところがあれば教えていただきたいのです。ある程度計画の中で実行できたところがあればお答えいただきたいのです。 307 ◯道路管理課長  8次三箇年計画の事業評価はまだ具体的にはやっていませんので、これから整理していきたいと思っています。 308 ◯瀧口慎太郎委員  達成度的にはある程度……。 309 ◯道路管理課長  そうですね、達成したと。 310 ◯高橋知己会長  ここで10分間休憩いたします。                 午後3時06分 休憩                ───────────                 午後3時15分 開議 311 ◯高橋知己会長  再開いたします。  この際、下水道総務課長から発言訂正の申出がありますので、これを許可いたします。 312 ◯下水道総務課長  (注1-1)先ほど川口委員から、公共下水道事業会計負担金につきまして御質問がございまして、私のほうでお答えした内容が違っておりましたので訂正させていただきます。公共下水道事業会計の負担金につきまして、昨年度との比較ということで減額になった理由をお尋ねになったと思うのですけれども、そちらにつきましては、令和元年度予算では、企業会計移行に伴う打切り決算のための増額分約3億円や、下水道使用料の不足分、いわゆる基準外の繰出金約1億1500万円がなくなったために、令和元年度の予算額と比較いたしまして減額となったものとして訂正させていただきます。よろしくお願いします。(注1を参照) 313 ◯高橋知己会長  引き続き、道路部の所管科目について質疑を行います。 314 ◯渡辺貞雄委員  207ページ、街路用地取得事業費ですが、ちょっと厚木環状3号線と絡んでいるのではないかと思うのですが、確認です。環状3号線のほうで2億5000万円ほど計上されておりますが、現在の用地取得率をお知らせください。 315 ◯道路用地担当課長  環状3号線につきましては、令和2年2月20日現在、用地取得率は81.75%となっております。また、本厚木下津古久線につきましては、同じく令和2年2月20日現在、35.95%の用地取得率となっております。 316 ◯渡辺貞雄委員  環状3号線のほうですが、家屋がまだ残っているような状況ですが、まだ18%ほど残っている中に何軒ぐらい残っていますか。 317 ◯道路用地担当課長  環状3号線の下古沢地区なのですが、こちらのほうで4軒ほどまだ残っておりまして、交渉継続中でございます。 318 ◯渡辺貞雄委員  多分順調に行っていると思うのですが、年数がかかると思うので、令和4年に完成という目標を決めて、しっかりと打ち込んでほしいと思っております。意見です。 319 ◯高橋知己会長  ほかになければ、以上で道路部の質疑を終結いたします。 日程5 議案第26号 令和2年度厚木市公共用地取得事業特別会計予算 320 ◯高橋知己会長  日程5 議案第26号 令和2年度厚木市公共用地取得事業特別会計予算を議題といたします。
     質疑を行います。なお、質疑の際はページをお示しください。 321 ◯渡辺貞雄委員  287ページ、先ほど用地の取得率を聞いていまして、非常にスピードアップしているということであります。この内訳についてちょっと伺いたいのですが、先行取得の場合、今、9億9000万円ほど計上しているのですが、この中には用地費及び物件補償費、家屋補償費も入っているのですが、事務費とか職員の手当を含んでいるのか、確認したいと思います。 322 ◯国県道調整担当課長  こちらの事業費のうちには需用費25万円を含んでおります。用地購入費につきましては5億9000万円、補償費が4億円となってございます。 323 ◯渡辺貞雄委員  ということは、25万円しか事務費がないということで、あとは職員の給与は一般のほうからということになるわけで、それに携わる費用というのは、別段、先行取得の予算からは執行していないということでよろしいでしょうか。 324 ◯国県道調整担当課長  こちらの用地取得事業費の中には、今申し上げたとおりなのですけれども、国から先行取得に係る経費分が市に入ってまいります。そちらにつきまして、特別会計から一般会計へ繰り出しをしております。一般会計繰出金927万3000円の中に人件費等が入ってございます。 325 ◯山崎由枝副会長  276ページですが、厚木秦野道路用地取得事業に関しまして、厚木秦野道路が通ることによって地域の分断が生じる場合がございますね。そういった場合はどのように対応されていらっしゃるのでしょうか。 326 ◯国県道調整担当課長  厚木秦野道路が通ることによりまして地域が分断するケースも想定されることでございますけれども、地元自治会の皆様、地域の方々といろいろとお話をさせていただきながら、国との間に入りまして、いろいろといい方策を探しながら進めていっているような状況でございます。 327 ◯山崎由枝副会長  丁寧に対応されているのだなと感じました。また、残土の活用はどのように考えていらっしゃいますか。 328 ◯国県道調整担当課長  今、厚木市の事業区間内につきましては用地取得を進めているところでございまして、実際の工事には本格的に入ってございません。ただ、残土につきましても当然国のほうで管理して、地域の迷惑にならないような形で処理を進めるということで確認をしております。 329 ◯渡辺貞雄委員  同じく工事関係でちょっと伺っていきたいのですが、文化財の試掘が昨年終わっていると思うのですが、もう本格調査が始まるのではないかと想定しています。あるいは、もう川崎国道事務所が入ってきているということで、工事関係も入ってくるのではないかと。50%近く用地取得ができた段階で工事を進めていただきたいという旨もちょっとお願いがあるのですが、その辺の分かる範囲で結構ですが、工事関係が令和2年度以降どの辺までやられるか、伺ってまいります。 330 ◯国県道調整担当課長  令和元年度におきまして、国道129号から中津川に向かって樹木の伐採を行いまして、そこの土地につきましては埋蔵文化財の試掘調査を行ってございます。その結果、一部本格的な埋蔵文化財の調査をするということで、令和2年度以降に埋蔵文化財の調査を実施するということも聞いております。また、中津川の周辺につきましては、令和2年度で高架部の基礎部分とか、ピア、橋脚を立てるための基礎工事等を行っていくと聞いております。ただ、時期につきましては、いつからということはまだ詳細は確認できておりません。 331 ◯高橋知己会長  ほかになければ質疑を終結いたします。 日程6 議案第31号 令和2年度厚木市公共下水道事業会計予算 332 ◯高橋知己会長  日程6 議案第31号 令和2年度厚木市公共下水道事業会計予算を議題といたします。  質疑を行います。なお、質疑の際はページをお示しください。 333 ◯井上敏夫委員  476ページ、資産合計が895億6000万円となっていますけれども、下水道を振り返ると、昭和44年4月から事業に着手していますね。今日までの総合計がこれだという理解でよろしいですか。 334 ◯下水道総務課長  昭和44年から整備を行ってまいりました公共下水道事業費といたしましては、雨水と汚水を合わせた総事業費が約1092億円となります。こちらの資産約556億円につきましては、整備費から減価償却費を減じた額を資産として表示しております。 335 ◯井上敏夫委員  これまで起債でやった部分が償却されてきていますけれども、これはほとんど税金で償還したということになるのですか。 336 ◯下水道総務課長  起債の償還につきましては、基本的に下水道の使用料をもって返済するのですが、当時、工事施工費が多くかかった部分につきましては、市の繰出金から一部充てているものはございます。 337 ◯井上敏夫委員  当時、最初に着手した頃は、幹線の下水道工事が主になると思うのですね。大体国の補助金が50%で、残りは市が50%起債する。そこに今度、受益者負担金を入れてもらって返済に回していくという流れだったのですか。 338 ◯下水道総務課長  工事につきましては国の補助金を頂く基準がございます。こちらにつきましては幹線の部分、国費の基準の金額になります。そちらが補助率としては2分の1ですが、それ以外のものもございますので、全体の工事事業費で今までに頂いているのが、国費でいきますと約23%、251億円。こちらは雨水も汚水も全ての国費の金額でございます。割合的にはそういう形になります。 339 ◯井上敏夫委員  489ページに公共下水道事業受益者負担金が320万円あります。この金額はどのように算出されたのですか。 340 ◯下水道総務課長  令和2年度の受益者負担金でございますが、こちらは令和元年度に整備等を行いまして公共汚水ますを設置した土地が対象となります。こちらの受益者分担金の対象となる面積につきまして、公共汚水ますを設置した土地の土地登記簿上の面積に負担金の金額を掛けまして算出してございます。 341 ◯井上敏夫委員  受益者負担金ということですから市街化区域になるわけですけれども、まだ市街化区域にそういうところが残っているのですか。 342 ◯下水道総務課長  市街化区域につきましても、現在まだ100%整備は終わってございません。一部残っている部分はございます。 343 ◯井上敏夫委員  491ページ、ここに管渠建設費等の一覧がずらっと出ていますけれども、去年12月の定例会議で、市街化調整区域に下水道を入れるということで分担金の金額が提案されて、議決されましたが、今回、その市街化調整区域の関係ではどのような計画になっているのか。この中に入ってきているのか。 344 ◯下水道施設課長  市街化調整区域の下水道整備につきましては、令和3年度から工事着手に向けて、現在、準備をしております。令和2年度につきましては、玉川地区の実施設計と土質調査及び小鮎地区、荻野地区の土質調査で、委託料としまして2600万円を計上しております。 345 ◯井上敏夫委員  市街化調整区域の中では、家が連檐しているところとか、市街化区域に接しているようなところという説明もありましたし、ある程度集団的な集合住宅というか、集合的にできているところをやられるのでしょうけれども、いわゆる幹線下水道を入れることはないのですか。工事の内容は枝管で済むのでしょうか。 346 ◯下水道施設課長  今回の市街化調整区域の下水道につきましては、大規模施設について迎えに行くような形となっておりまして、また、その市街化調整区域の周辺のお宅という形になっていますので、今回計画しておりますのは、上荻野小学校、三田小学校、依知小学校等大規模な施設を迎えに行くような形で、幹線を最初に整備いたします。 347 ◯井上敏夫委員  今言われた施設はもう既に管が入っているのかと思っていたけれども、そうではなかったのですね。なるほど。ということは、今、市内の市街化調整区域にかなり公共施設が多いですけれども、そういうふうに下水道が整備されていないところがかなりあると。これはもう国の補助金は入ってこないですね。 348 ◯下水道施設課長  当初、平成29年度から計画を始めまして10年間ということで、令和8年度までにつきましては補助金をもらえる形となっております。 349 ◯井上敏夫委員  せっかく決めたわけですから、できる限り補助金を模索していただいて、有効に使っていただければと思います。 350 ◯高橋知己会長  ほかになければ質疑を終結いたします。 351 ◯高橋知己会長  以上で本分科会で分担する案件に対する審査は終了いたしました。  なお、討論、採決につきましては、3月18日の予算決算常任委員会において行いますので、御承知おき願います。  これをもちまして、予算決算常任委員会都市経済分科会を閉会いたします。                               (午後3時35分 閉会) 発言が指定されていません。 Copyright © Atsugi City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...